札幌・狸小路3丁目横の千秋庵ビル本店（札幌市中央区南3西3）地下1階に9月1日、「RECYCLE MARKET CHOJUGIGA（チョージューギガ）」（TEL 011-522-5315）がオープンした。経営は「tavenova（タベノバ）」（中央区南2西4）。

地下2階のフリースペースで営業する「Junintoiro」

　札幌・小樽市内で古着・リサイクルショップ7店を経営する同社。ファッションビル「COSMO」（中央区南2西4）内で営業していたが、改装に伴い、はす向かいの同ビルに移転した。

　店舗面積は約30坪。店内は1950年代に建てられた同ビルの造りや当時のインテリアを生かしたレトロな空間に仕上げた。千秋庵ビルの入り口、ススキノから大通を結ぶ地下の「ポールタウン」から入店できる。

　ラインアップは移転前と変わらず、ヤングからミセスまでのカジュアル、日常の衣料品をそろえる。価格は1点当たり500円～700円。地元客や服飾の専門学生、外国人観光客まで年齢層・客層は幅広い。

　現在同ビル地下2階では現在、「サッポロファクトリー」（北2東4）で展開する同社の関連リサイクルブティック「Junintoiro（ジュウニントイロ）」が期間限定でオープン。セレクト古着などを1点700～1,800円ほどで販売する。店舗面積は10坪。今後はイベントやアート展など、フリースペースとしてレンタルも行う予定。

　同社の飯盛豊社長は「千秋庵ビルの伝統的な雰囲気も楽しめるようになった。これまで通り地域客から外国人観光客まで幅広く買い物とおしゃれを楽しんでいただければ」と話す。

　営業時間は10時～20時。