
キッチンリフォームは、住宅リフォームの中でも特にニーズが高い分野のひとつです。
毎日使う場所だからこそ、「使い勝手を良くしたい」「古くなった設備を交換したい」といった理由でリフォームを検討する人が多くなっています。
一方で、キッチンリフォームは工事内容によって費用差が大きく、「どれくらいの予算を見ておけばよいのか分からない」という声も少なくありません。
そこで今回は、アンケート結果をもとに、キッチンリフォームの費用相場や工事内容、満足度の傾向について詳しく解説します。
<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「おうち職人のアンケート調査」と明記
・おうち職人(https://ouchi-shokunin.com/)へのリンクを設置
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■調査概要
調査名:キッチンリフォームの相場に関するアンケート調査
調査手法:インターネットアンケート
調査期間:2026年3月20日~3月27日
調査対象:全国の年収400万円以上、30歳~69歳の既婚者でキッチンリフォームをしたことがある男女 有効回答数:400件
■質問内容
質問1:キッチンリフォームを行ったきっかけを教えてください
質問2:実施したリフォーム内容をすべて選択してください
質問3:キッチンリフォームにかかった総額費用を教えてください
質問4:キッチンリフォームの満足度を教えてください
質問5:満足or不満だった理由を教えてください
※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります
■キッチンリフォームのきっかけ|老朽化と使い勝手が中心

キッチンリフォームを行ったきっかけとして最も多かったのは「老朽化・故障」で、59.5%と半数以上を占めました。
続いて
・使い勝手の改善:41.3%
・デザイン変更:18.5%
・中古住宅の購入・引越し:18.3%
となっており、「壊れたから直す」という理由に加え、「より快適に使いたい」というニーズも高いことが分かります。
つまりキッチンリフォームは、単なる修繕ではなく、生活の質を向上させるための投資として行われている傾向があります。
■キッチンリフォームで多い工事内容とは?

実際に行われたリフォーム内容を見ると、以下の工事が多くなっています。
・キッチン本体の交換:63.8%
・コンロ・IHの交換:56.8%
・レンジフード交換:47.0%
・床・内装の張替え:34.0%
・食洗機の設置・交換:28.5%
この結果から分かるのは、キッチンリフォームでは設備交換が中心になっているという点です。
特に「キッチン本体」「コンロ」「換気設備」といった主要機器の交換が多く、部分的な改修でも一定の費用がかかる要因となっています。
また、レイアウト変更(22.0%)や対面キッチン化(16.8%)など、間取りに関わる工事も一定数あり、これらは費用が高くなりやすい傾向があります。
■キッチンリフォームの費用相場|50~150万円が中心価格帯

キッチンリフォームにかかった費用は、以下のような分布となりました。
・~50万円未満:19.3%
・50~100万円未満:21.8%
・100~150万円未満:17.5%
・150~200万円未満:17.3%
・200~300万円未満:10.5%
・300~500万円未満:8.5%
・500万円以上:5.3%
最も多い価格帯は50~100万円未満で、次いで100~150万円未満となっています。これらを合計すると、150万円未満が約59%を占めており、キッチンリフォームの中心的な価格帯であることが分かります。
この価格帯では、以下のような工事が多いと考えられます。
・キッチン本体の交換
・コンロやレンジフードの交換
・部分的な内装リフォーム
・食洗機の設置
比較的シンプルな設備交換が中心で、「今あるキッチンを使いやすくする」リフォームが主流となっています。
一方で、150万円以上のリフォームも約41%と一定数存在しています。このように、キッチンリフォームでも規模によっては高額になるケースが少なくありません。
一般的に費用が高くなりやすいのは、以下のようなケースです。
・対面キッチンへの変更などレイアウト変更
・配管・電気工事を伴う工事
・収納や内装を含めたトータルリフォーム
・複数設備の同時交換
特に間取り変更を伴う場合は、工事範囲が広がるため費用が一気に上がる傾向があります。
■キッチンリフォームの満足度|約9割が満足と回答

リフォーム後の満足度は以下の通りです。
・非常に満足:33.0%
・満足:56.8%
・やや不満:8.8%
・不満:1.5%
「満足」「非常に満足」を合わせると約90%となり、非常に高い満足度となっています。
この結果から、キッチンリフォームは多くの人にとって「やって良かった」と感じやすいリフォームであることが分かります。特に前述の通り、老朽化や使い勝手の改善をきっかけにリフォームを行うケースが多く、日常的に使用する場所だからこそ改善効果を実感しやすい点が満足度の高さにつながっていると考えられます。
工事内容の面でも、キッチン本体やコンロ、レンジフードといった主要設備の交換が中心となっており、機能性や利便性の向上を直接感じやすい点も特徴です。
このように、キッチンリフォームは満足度が高い一方で、計画の立て方によって結果が大きく左右されるため、費用相場や工事内容を事前に把握しておくことが成功のポイントといえます。
■満足・不満の理由から見るキッチンリフォームの実態
キッチンリフォーム後の満足・不満の理由について自由回答で尋ねたところ、回答内容は大きくいくつかの傾向に分類されました。以下は、実際の回答内容に基づく分析です。