グランビスタ ホテル＆リゾート（東京都千代田区）が世界的美食ガイド「Gault & Millau（ゴ・エ・ミヨ）」とコラボし、同社が運営する札幌グランドホテル（札幌市中央区北1西4）と札幌パークホテル（南10西）で11月1日、北海道産食材を使った「世界にひとつだけのスイーツ」の提供を始める。

札幌パークホテルの「テラスレストラン ピアレ」で提供する「「SUCRE TRUFFE」

　「世界のベストレストラン50」のアジア部門アワード「アジアのベストレストラン50」で最も注目の高い個人賞「アジアのベストパティシエ賞」を昨年受賞し、同年「ゴ・エ・ミヨ ジャポン ベストパティシエ賞」も受賞した成田一世（かずとし）さんと、札幌グランドホテル・札幌パークホテルの総料理長が共同で冬のスペシャルスイーツを開発し、期間限定で提供する。

　今回のコラボは、9月6日に発生した北海道胆振東部地震により被害を受けた北海道や被災した人々を盛り上げ、北海道外の客に北海道の魅力を伝え、訪れてもらいたいという思いなどから生まれた。

　成田さんは「北海道のテロワール（場所、気候、土壌など）が持つポテンシャルはヨーロッパに似ているかもしれない」と話し、コラボメニューではテロワールを大切にしたという。

　札幌グランドホテルのレストラン「ノーザンテラスダイナー」では「SUCRE FRUITS ROUGE（シュクル フリュイ ルージュ）」（2,000円）を提供。北海道産ミルクを使ったスイーツで、幾層にも重ねたベリーの食感、香り、酸味を楽しむことができるという。

　札幌パークホテル「テラスレストラン ピアレ」では「「SUCRE TRUFFE（シュクル トリュフ）」（3,000円）を用意。このほか、両ホテルではテークアウト用のスイーツ（各800円）も用意する。

　提供時間はいずれも14時～17時。11月30日まで。