札幌駅前通地下歩行空間・憩いの空間で9月16日、札幌市在住の木工作家・千葉竜也さんの木工作品が展示される。内池建設（札幌市中央区北2西14）の新ブランド「HOUSE CREATION LiM」キャンペーンの一環。

廃材で作った鉛筆

　千葉さんは小樽生まれの木工作家。建築などで出た廃材を利用した作品も制作し、2009年には、「SAPPOROエコデザインアワード　北海道銀行賞」を受賞した経歴を持つ。

　身近なクリエーターとのコラボレーションに取り組む同社。今秋に発表する住宅ブランドのコンセプトである「既存の間取りを捨て自分だけの空間を生み出せるクリエーティブな人のための住宅」というイメージを、木の素材が本来持つ風合いを生かして制作したガンダム風の木工作品に投影するという。

　同イベント担当者は「千葉さんはエコで素晴らしい作品を創造することができる。無駄をそぎ落とし素材感をしっかり残して制作された千葉さんの作品から当社のブランドイメージを感じていただければ」と話す。

　展示は10時から。観覧無料。