レトルト食品「北海道ガンボ」発売-サッポロシティジャズとのコラボ企画で

北海道産の食材を用いたレトルト食品「北海道GUMBO(ガンボ)」

北海道産の食材を用いたレトルト食品「北海道GUMBO(ガンボ)」

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 夏の音楽イベント「サッポロシティジャズ」とコラボしたレトルト食品「北海道GUMBO(ガンボ)」の販売が6月1日より、丸井今井札幌本店(札幌市中央区南1条西2)オーロラタウンの道産食品セレクトショップ「きたキッチン」(TEL 011-205-2145)で始まった。発売元は、アメリカ南部の郷土料理やドリンクを提供するレストラン&バー「BUDDY BUDDY」「FAMOUS DOOR」などを経営するディックスファミリー(中央区北2条東1)。

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 ガンボは、ジャズ発祥の地である米ニューオーリンズに18世紀ごろから伝わる郷土料理。フランス料理のブイヤベースを基本に、西アフリカの奴隷たちが持ち込んだオクラの独特のとろみや、スペインのトマトやネイティブアメリカンのスパイス・ハーブなどを加え、「人々の魂を打つ味」として親しまれてきた。

 北海道ガンボは、同社の持つニューオーリンズ料理のノウハウと、北海道の持つ文化・食材を結びつけることで、ジャズ愛好家だけでなく、食を通じて幅広い人たちにジャズを知ってもらうことを目的に開発。北海道産の玉ネギやセロリ、鶏肉などを使い、「限りなくオーソドックスに近い本場のガンボに近い味わいに仕上げた」という。

 「ジャズは年配の方が好むイメージがあるが、もっと幅広い世代の方にも聴いてほしい。ガンボという料理は『イコール・ジャズ』といっても過言ではないもの。食を通じて一般の方にもジャズを知ってもらえるきっかけになれば」と同社の籾山社長。「この商品で『ジャズの街札幌』を盛り上げ、音楽だけでなくアメリカ南部の文化そのものを広めていければ」と期待を寄せる。

 価格は550円。同社が経営するレストラン&バー2店では今年4月からランチメニュー「GUMBO Lunch」(600円~)を始めたほか、サッポロシティジャズのメーン会場となる大通2丁目での販売も予定する。

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