「札幌ロフト」が9月29日、「モユクサッポロ」（札幌市中央区南2西3）3階に移転オープンする。

　「札幌ロフト」は1997（平成9）年3月、札幌西武別館にロフト北海道1号店をオープン。2009（平成21）年12月には札幌西武閉店のため、2010（平成22）年3月に商業施設「エスタ」6階に移転した。今年、北海道新幹線延伸に伴う札幌駅周辺の再開発により「エスタ」が閉館することから、8月31日で「札幌ロフト」は営業を終了する。

　移転先は、札幌駅前通りと狸小路商店街の交差点に位置する複合型商業施設「モユクサッポロ」の3階。新たに「モユク札幌ロフト」としてオープンし、賞品は、日常使いやギフトなどに使いやすい生活雑貨を中心にそろえるという。

　売場面積は約220坪。ロフト広報室の池田晶子さんによると、現店舗の約924坪と比べて小さくなるが、近年地方の中心部へのロフトの出店戦略として展開しているスタンダードな店舗タイプであり、2021年3月にオープンした約237坪の「アリオ札幌ロフト」（札幌市東区）と同規模の面積という。

　池田さんは「都心型札幌マーケットに適合するべく、ドミナント出店により、よりマーケットにマッチした新しい売場作りを目指していく」と話す。

　営業時間は10時～21時。