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オリジナルドラマ「地の塩」-主演の大泉洋さんが札幌で舞台あいさつ

来場客との記念撮影の様子

来場客との記念撮影の様子

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 WOWOW(東京都港区)のオリジナルドラマ「地の塩」に主演する大泉洋さんが1月24日、「共済ホール」(札幌市中央区北4西1)で行われた試写会で舞台あいさつを行った。

「HBC(北海道のローカルテレビ局)」と言おうとしてかんでしまい照れ笑いする大泉さん

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 同作は、同社のオリジナルドラマ製作プロジェクト「連続ドラマW」の作品。脚本家・井上由美子さんが手掛けるヒューマンミステリーで、全4話のオリジナルストーリーを放送する。

 歴史的な大発見「塩名遺跡」を発掘し、一躍脚光を浴びる勤勉考古学者・神村賢作(大泉さん)。神村の功績は、教科書編集者・佐久間里奈(松雪泰子さん)の尽力により歴史教科書にも掲載されることになり、里奈は歴史のロマンを熱く語る神村の人柄にも引かれていく。しかし、神村が新たに発掘を進めていた現場から13年前に行方不明となった女学生の人骨が発見され、教科書が刷り上がるころ、里奈の下に「神村の発掘は捏造(ねつぞう)」と異論を唱える男が訪れるなどして事態は一変。謎や疑惑が交錯していく。

 会場で大泉さんは地元・札幌に戻ってきたこともあり、「ゴルフの打ちっぱなしの練習をしていたら、なぜか知らない人に『球を真っすぐ飛ばす方法』をレッスンする羽目になった」「僕はWOWOWに電話で加入して、名前を聞かれた際に『大泉洋ですけど』と答えて面白い感じになった」などと、プライベートな話題を立て続けに話し、会場の笑いを誘った。

 ドラマについて「今までは明るい役が多かったが、今回はサスペンス。絶対ににやにやしないで見てください」「考古学者という役は『レイトン教授』で声優として演じたが、実写では初。考古学というと『インディ・ジョーンズ』を思い浮かべて、ショーン・コネリーはいつ出てくるのかと考えていた」「子どもたちの前で考古学についてしゃべるシーンがあって、子どもたちは『退屈そうに演技して』と指示されていたが、演技抜きで本当に退屈そうにしていたから注意してやろうかと思った(笑)」などのエピソードを披露。会場は終始笑い声が絶えなかった。

 「どんどん先が気になるドラマ。ネットで感想を書くときにはコツがある。『洋ちゃん最高』と書くとファンだとばれるので、『大泉洋いい演技するな』『今まで好きじゃなかったけど見直した』という具合に書いてください(笑)」とあいさつし、会場を後にした。

 放送開始は2月16日。毎週日曜の22時から。1話目は無料で放送される。

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