「poroco×Le Gentilhomme オンライン料理セミナー」が2月23日、開催された。

カキを使った一品も

　同企画は雑誌「poroco」2月号「#札幌おうち時間」特集の一環として始まったもの。コロナ禍において家で過ごす時間が増えたことで、家で食事をする機会が増えた。同時に外食の頻度が落ち、飲食業界は大打撃を受けている。札幌のさまざまな飲食店と札幌で暮らす人をつないできたporocoが「今できることはないか？」と企画した。

　当日は25人が参加。「グランメゾンシェフのレシピを教えてもらえる」ということに魅力を感じて参加した人が多かったという。店舗のキッチンから配信したセミナーでは、キッチンの様子やシェフの手仕事、長年使っている道具など普段レストランで食事するだけでは見ることができない貴重な様子が披露された。poroco編集部の担当者は「雑誌では完成した料理にフォーカスした情報を届けることが多いが、生配信だからこそ伝えられる新しい店の魅力を見つけたような気持ちになった。読者からいくつか質問があったので、今後開催する際はもう少し双方向にやり取りができる仕組みを考えたい」と話す。

　「今のところ具体的な日程は決まっていないが、今後もオンラインセミナー企画を行っていく予定。グルメ系がメインになると思うが、札幌の街を盛り上げていくため、ジャンルは問わず幅広く企画していきたい」と意気込んだ。