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札幌駅前にハワイアンカフェ&バー 「リアルハワイ」をコンセプトに

大きなガラスの扉が特徴の外観

大きなガラスの扉が特徴の外観

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 JR札幌駅直結ASTY45地下1階に7月14日、ハワイアンカフェ&バー「THE LaniKau(ラニカウ)」(札幌市中央区北4条西5)がオープンした。

十勝トヨニシファームの牛肉を100%使用した「ロコモコプレート」(1,058円)

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 同店はハワイに住む大竹千夏さんと、企画制作プロデュースを手掛けるオフィスアイズ社長の今宮廉さんが主体となって開業。大竹さんは「『リアルハワイ』をコンセプトに、ハワイを存分に感じてもらえるよう、内装や料理にこだわった」と話す。入り口は大きなガラスの扉が特徴で、店内は3つのコンセプトでデザインしたという。入って右側は白を基調とした高級リゾートカバナ等をイメージした空間。正面は木目を重視したナチュラルな空間で、カカアコ・ホノルルなどで近年主流のカフェをイメージしているという。入って左手奥のバーカウンターは、黒と植物が置かれダウンタウンをイメージした空間となっている。店内の装飾品は現地で購入したもの。ハワイの情報誌やハワイアン航空の機内誌も置いている。

 メニューは、トヨニシファーム(帯広市)の牛肉を使ったハンバーグと、札幌永光農園の平飼い有精卵を使った「ロコモコプレート」(1,058円)。グレイビーソースではなく、同じくトヨニシファームのソースを使っている。札幌のドーナツ・ベーグル専門店「ふわもち邸」(厚別区)道産小麦100%のパンケーキ粉を使った「プレーンパンケーキ」(1,274円)など。

 「100%コナコーヒー」(810円)はハワイ島南西部のコナ地区で栽培される希少なコーヒー。オアフ島ノースショアで日本人夫婦が手作りしている芋焼酎「浪花(なみはな)」(1,080円)もある。これらは普段、札幌では手に入らないものばかりで、実際に大竹さんが現地で購入しているため提供できるという。ワイン好きの今宮さんの意向でワインセラーも常設。ハワイ産ワインなど120本ほどを取りそろえている。

 今宮さんは「ハワイと北海道には自然や食材、先住民など通じる点が様々ある。そんな札幌の人にもっとハワイを知ってもらいたい」と話す。大竹さんは「コーヒーや焼酎だけでなく、料理に使う調味料や原材料もハワイのものにこだわっている。オフィスビルで働く女性が気軽に利用できる店になれば」と利用を呼び掛ける。

 営業時間は8時~22時30分。

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