札幌管区気象台が4月18日、札幌市の桜(ソメイヨシノ)開花を発表した。
同気象台は例年、敷地内にあるソメイヨシノの標本木で桜の開花を観しており、今年は4月15日から職員が1日2回、目視で観測を行っていた。今年の開花は平年(5月1日)に比べて13日早く、昨年の開花日4月15日と比べて3日遅い。
札幌中心街にある札幌シャンテ前(札幌市中央区南1西1)ではエゾヤマザクラが一足早く開花。エゾヤマザクラは早く咲きやすいのが特徴で、ビルの窓ガラスに日光が反射して暖かくなることからここでは例年、他の場所よりも早く咲く。
大通公園西3丁目では4月16日、チシマザクラが数輪咲き始めた。同園によると、園内にある約50本7種類の桜も4月後半にかけて徐々に咲く見込みという。今シーズンの「カフェテラス」「とうきびワゴン」営業は今月20日のオープンを予定している。