札幌市に拠点を置く「&BORDER（アンドボーダー）」と、総合エンターテイメント企業の「avex group（エイベックス・グループ）」が全国のビーチで企画する海の家「avex beach paradise（エイベックスビーチパラダイス）」がコラボレーションし、海外のリゾートレストランをイメージした海の家をおたるドリームビーチに7月16日、オープンした。

VIPルームでセレブリゾート体験

　おたるドリームビーチはこれまでのビーチリゾートとして抱えていた問題点を踏まえ、これまで以上に環境を守りながら安心して楽しめるビーチリゾートを目指して2年ぶりに再出発した。

　エイベックスビーチパラダイスは、それに協力する形で様々なサービスを用意している。清潔なパウダールームや、シャワー、トイレなども有料で提供、さらに特色として、これまで北海道のビーチでは見られなかったラグジュアリーなVIPルーム（有料：平日2,000円／時間、土日祝3,000円／時間）なども用意し、これまでとは違ったビーチの楽しみ方を提案している。

　同ビーチは、今年から一般客による焚き火やバーベキューなどの持ち込みを禁止しているが、海の家側からのBBQセットの貸出提供はできる。さらに、VIPでは札幌の有名飲食店などのメニューを提供するなど、レストランとしてのサービスも充実している。

　プロデューサーの木村健太郎さんは「北海道の短い夏を楽しんでもらうために、様々な仕掛けを考えている。もっと幅広い層に楽しんでもらいたい」と話す。ビーチのゴミ問題などについても「自分自身も過去に一般客が砂浜に埋めていった炭火を踏んで大やけどしたこともある。今後そのようなことが無いようにビーチの環境を整備していく」とも。

　営業時間は10時～18時30分、8月31日まで。