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札幌大通地下ギャラリーで「ART MAP」-道内14ギャラリー作品一堂に

「hanaagura(ハナアグラ)」の展示スペース

「hanaagura(ハナアグラ)」の展示スペース

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 札幌市営地下鉄東西線コンコース「大通駅」と「バスセンター前駅」を結ぶ通路の壁面を使った「札幌大通地下ギャラリー」(札幌市中央区大通西1~東2)で2月2日、道内14アートスペースの作品を一堂に集めた企画展「SAPPORO ART MAP」が始まり、通行者の目を楽しませている。

さまざまな仮面を展示する壁面

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 同展は、来年始まるアートの祭典「札幌国際芸術祭」に向けて2011年11月から札幌大通地下ギャラリーで始まったアートイベント「500m美術館」の一環で、1日6000~9000人が行き来する同所に地元アーティストをメーンとした国内外のアート作品の展示スペースを常設し、「アートと日常的に触れることができる空間」をテーマに据える。定期的にさまざまな作品の入れ替えを行い、今回は6回目の入れ替えとなる。

 参加ギャラリーは、「宮の森美術館」「ギャラリーレタラ」「ギャラリー門馬&ANNEX」「コミュニティ&レンタルスペース よりあいどこオノベカ」「ギャラリー創」「CAI02(シーエーアイゼロツー)」「スカイホール」「TO OV cafe(ト・オン・カフェ)」「ギャラリーたぴお」「hanaagura(ハナアグラ)」「salon cojica」「アートマンギャラリー」(以上、中央区)、「六花文庫」(南区)、「ギャラリー犬養」(豊平区)。絵画、写真、パッケージデザイン、仮面などさまざまで、触れることができる体験型アート作品なども展示する。

 同展のコーディネートを行うのは、海外アーティストの道内での制作活動や展覧会のアテンド、道内アーティストの海外輩出などの「アーティスト・イン・レジデンス」事業を手掛けるNPO法人「S-AIR」(豊平区豊平1条2)。S-AIRメンバーの高橋さんは「それぞれの作品の個性が出ていて見応えがあると思う。札幌市内にこんなアートスペースやギャラリーがあったんだということを知ってもらうきっかけ、実際に足を運んで札幌のアートを巡るきっかけになれば」と話す。

 7時45分~20時15分の間はライトアップされる(最終日は17時まで)。4月19日まで。

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