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北海道の新・駅弁コンテスト夏グランプリに「涼茶漬け」-JR北海道
(2007年06月08日)
JR北海道は6月4日、JR北海道の20周年記念企画の一環として実施している「北海道の新・駅弁コンテスト2007」夏グランプリの結果を発表した。
同企画は、列車内の「旅の食質向上」「地産地消」をテーマに、「北海道米を使用していること」「季節感と地域の特色を出すこと」にこだわったスペシャル弁当を募集し、グランプリを決めるもの。コンテストは季節ごとに実施し、今回で2回目。全9個の弁当を審査した。
グランプリに選ばれたのは、札幌駅立売商会(札幌市東区区北8東2)の「涼茶漬け&3色SUSHI+1(プラスワン)」。タコいなり、カニマヨ巻き、サーモン手まり寿司の海鮮3色寿司、お茶漬け用ワカメご飯に煮ホタテやイクラしょうゆ漬け、アスパラなど約10種類の具材をトッピングした色とりどりのお茶漬けがセットで、ご飯に昆布茶ベースのオリジナルだし汁を注いで「冷やし茶漬け」にするユニークな発想の弁当。お茶漬けの煮ホタテは、煮付けのたれも味の深みを出すための工夫を施し、煮汁を含めてだしが出るように調理している。デザートには水饅頭も。
パッケージは、クリスタルのようなカットが入った透明なプラスチックの容器を使用。「北海道の夏の清涼感を表現した」(同社担当の州崎昭光さん)と、「まずパッケージからイメージした」という。ほかに、色とりどりの弁当がおいしく見える視覚効果も加えた。
「今までにない斬新な駅弁を作りたかった。常温のだしでもどうすればおいしく食べられるかにこだわった」(州崎さん)という「涼茶漬け」のだし汁は、何回も研究を重ね、調理長はかなり苦戦したという。昆布茶をベースに北海道の魚醤やオイスターソースなど5~6種類の隠し味をブレンド。完成した「涼茶漬け」は、審査委員の章月グランドホテル藤井料理長も絶賛した。
同社は、前回の春のコンテストでもグランプリに選ばれ、4月10日の発売から現在までで2万食以上、1日平均350食を販売している。「駅弁は通常1日200食出ればヒット商品」(州崎さん)という中、最大で1日750食以上を販売したこともあるとか。
次回の秋のコンテストについて、州崎さんは「3連覇を目指す」と意気込む。「札幌に住んでいる人も、『たまには駅弁でも食べてみるか』という気持ちになってもらえれば、新しいものを企画する意義もある。ただ、札幌以外の土地では駅弁は苦戦。これでひとつの起爆剤になれば」とも。
販売数は1日約300食を予定。価格は880円で、6月11日~8月末まで札幌駅弁菜亭(TEL 011-721-6101)で販売する。
札幌駅立売商会
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