JR北海道、ICカード「Kitaca」サービス概要を発表

イメージキャラクターのエゾモモンガがデザインされたICカード「Kitaca」(画像は「無記名Kitaca」)

イメージキャラクターのエゾモモンガがデザインされたICカード「Kitaca」(画像は「無記名Kitaca」)

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 JR北海道は7月30日、今秋導入を予定しているICカード乗車券「Kitaca」のサービス概要を明らかにした。

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 カードは、事前に自動券売機で入金(チャージ)し、自動改札の読み取り部にかざすだけで運賃を自動清算するもの。イメージキャラクターには北海道全域に生息する「エゾモモンガ」を採用。函館本線の小樽~札幌~岩見沢、千歳線の札幌~新千歳空港~苫小牧、学園都市線の札幌~北海道医療大学の無人駅を含む札幌圏55駅に導入を予定している。

 種類は、「Kitaca定期券」「記名Kitaca」「無記名Kitaca」の3種類で、カード購入時にはデポジットとして500円が必要。Kitaca定期券、記名Kitacaは、紛失しても手数料500円、デポジット500円、計1,000円で再発行する。利用可能エリア内の駅「みどりの窓口」で販売するほか、無記名Kitacaのみ券売機でも販売する。

 同社は8月1日より、導入に先立ち各種機器の動作検証を目的にモニター試験を実施し、導入エリア内の一般のモニター500人を募集。対象者には、あらかじめ1,500円分を入金した記名Kitacaを無償で提供し、期間内は自己負担でチャージも可能。カードは本導入後も引き続き使用できる。募集は8月15日まで。

 8月中旬までに設置を行い、8月中旬から社員モニター試験、10月1日から一般のモニター試験を予定。試験の状況によりサービス開始日を決定する。2009年春には、JR東日本の「Suica」との相互利用や、電子マネーサービスも予定している。

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