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札幌・中心街にスペイン料理店「アペリティフ」-バルとレストランを併設

タパス&スパークリングバー「Aperitif(アペリティフ)」の外観

タパス&スパークリングバー「Aperitif(アペリティフ)」の外観

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 札幌・中心街に6月2日、タパス&スパークリングバー「Aperitif(アペリティフ)」(札幌市中央区南3条西4、TEL 011-271-7777)がオープンした。経営は、スペイン料理&バル「BAR espana(バル・エスパーニャ)」の経営、飲食コンサルティング、アーティストプロモーションなどを手掛ける「コンセプト」(南9条西4)。

オープンフロアのバルフロア

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 店舗面積は33坪。席数は、カウンター10席、テーブル席50席の計60席。「『アペリティフ』は、フランス語で『食前酒』を意味するだけでなく、友人や家族とのおしゃべりをもっと楽しくさせたり、食と人生を楽しむことを大切にするヨーロッパの人々にとって欠かせない習慣。お客さまにアフター5や休息のような『ちょっと一緒に楽しむ』雰囲気を味わってほしい」と同社社長の小原章芳さん。オープン日は、フランス農水省が提唱する「アペリティフの日」に合わせた。

 バル・エスパーニャをオープンする前から構想があったという同店。世界中のタパスやビストロ料理、パスタ、パエリア、シャンパン、スパークリング、各産地のグラスワインを用意する同店のコンセプトは「自由」。小原さんは「最近のスペイン料理店はより細分化されたコンセプトの店が増えているが、あえてそこに逆行し、ニッチではなく、より自由な雰囲気を楽しんでもらうため、世界中のさまざまなものをそろえた」と話す。

 海外から仕入れた調度品をちりばめた店内は、バルフロアとレストランフロアの2フロアで構成。バルフロアのカウンターは、世界中のタパスや高級生ハムが並ぶカジュアルスペース。店奥にあるレストランフロアの高さは10.1メートルある。レストランフロア上部には、巨大なクリスタルのシャンデリアをあしらい、「教会や宮殿、ホワイトハウスをイメージし、ゴージャスでシックな雰囲気」に仕上げた。

 主なメニューは、「彩り野菜の小さなラタトゥーユ」(399円)、「オリーブの盛り合わせ」「アンチョビキャベツ」「欧風肉ジャガ牛スジの煮込み」(以上525円)などのタパス、「鶏レバーのパテ」(294円)、「エビとアボカド」(399円)などのビンチョス、「イベリコ豚ばら肉」(1本、578円)、「カモ肉とフォアグラ」(1本、609円)などのブロシェットなど。そのほか、ハモンやフリット、サラダ、パスタ、パエリア、チーズ、リゾットなど幅広くそろえる。

 「おすすめ」は「季節の野菜のバーニャカウダ」(1,239円)ほか、「本日の鮮魚のカルパッチョ」(924円)、「炙(あぶ)りしめさば」(735円)、「エビのアヒージョ ニンニクオリーブオイル煮」(840円)などのアペリティフタパス。

 店名ともなっている食前酒「アペリティフ」は、「本日のグラス」(シャンパーニュ=1,260円~、スパークリング・赤・白=714円~)、「自家製ソルベのシャンパンカクテル」各種(1,029円)、「シャンパンカクテル」各種(840円)などを用意。ボトルワイン各種は2,940円~。そのほか、シェリー、ベルモット、ビール、ハイボール、カクテル、ウイスキー、スピリッツ、食後酒、焼酎、ソフトドリンクなど豊富なドリンクをそろえる。

 小原さんは「客層は30代前後のオシャレな方が多い。高額なワインやシャンパーニュもリーズナブルな価格でそろえたので、オープンフロアのバルフロアでも店奥のレストランフロアでも、夏を感じながら『泡』を楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は17時~翌2時(日曜・祝日は24時まで)。

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