次世代オンライン学習塾「河野塾」を運営する株式会社Stardy(代表取締役:河野玄斗)は、大学生・卒業生115名を対象に「大学受験における睡眠実態調査」を実施しました。
受験期に7時間以上の睡眠を確保していた人の割合は、東京大学の在籍者・卒業者で7割超(73.9%)、その他の大学の在籍者・卒業者で約5割(52.2%)となり、東大生ほど睡眠時間を確保する傾向が見られました。一方、就寝・起床の時刻を決めていた人は全体の9割近く(87.0%)にのぼり、大学による差は見られませんでした。
調査結果サマリー:
・受験期に7時間以上の睡眠を確保していた割合は、東大生73.9%、他大学生52.2%
・東大生で「4時間未満」の睡眠時間だった人は0名(他大学生は4.3%)
・就寝・起床の時刻を決めていた人は9割近く(87.0%)
・大学による差は見られず 就寝前にしていたことの最多は「暗記系の勉強」で4割(40.0%)
・睡眠より先に「動画・ゲーム」と「スマホ・SNS」を両方削った人は4割超(43.5%)、少なくとも一方は約7割(69.6%)
背景:
2026年9月、関東甲信・東海では日照時間が平年の3割程度にとどまり、1961年の統計開始以降で最も少なくなりました。東京都心では9月上旬の10日間の日照時間が7.4時間と、9月上旬としては統計史上最少を記録しています。日照不足が心身に与える影響が報じられ、生活リズムや睡眠への関心が高まっています。
また9月10日には、睡眠物質「オレキシン」を発見した筑波大学の柳沢正史教授が、米国のラスカー基礎医学研究賞を受賞しました。
睡眠の大切さは、いまや多くの受験生が知るところです。しかし1日は24時間しかなく、勉強時間を増やそうとすれば、どこかを削らざるを得ません。
2027年度大学入学共通テストの出願登録が9月15日に始まり、受験生はこれから本格的な追い込み期を迎えます。河野塾ではこの時期にあたり、実際に大学に合格した人たちが受験期にどれくらい眠り、代わりに何を削っていたのかを、大学生・卒業生115名に聞きました。
※日照時間のデータは日本気象協会および気象庁の発表による(2026年9月15日時点)
【結果1】受験期、東大生の7割(73.9%)が「7時間以上」睡眠、他大学生は約半数(52.2%)

受験期(高3の秋から入試直前)の平均的な睡眠時間を聞いたところ、東大生では「7時間台」が約6割(58.7%)で最多となりました。他大学生では「7時間台」は31.9%、「6時間台」が34.8%と、時間帯が分散しています。
7時間以上の睡眠を確保していた人の割合で見ると、東大生は7割超(73.9%)、他大学生は約5割(52.2%)でした。
また「4時間未満」と答えた東大生は0名(0%)で、他大学生では4.3%でした。一方、「8時間以上」は東大生15.2%、他大学生20.3%と、他大学生の方がやや高くなっています。
東大生の回答は「7時間台」に集まる形となり、他大学生は6時間台から8時間以上まで幅がありました。
【結果2】9割近くが就寝・起床の時刻を決めていた

受験期に寝る時間・起きる時間が決まっていたかを聞いたところ、「ほぼ毎日、同じ時刻に寝起きしていた」が56.5%、「だいたい同じ時刻だった」が30.4%となり、**合わせて9割近く(87.0%)**が時刻を決めていたと回答しました。
この項目では東大生(89.1%)と他大学生(85.5%)に差は見られず、大学を問わず共通して見られる結果となりました。
睡眠を「何時間眠るか」という量だけでなく、「何時に寝て何時に起きるか」というリズムとして捉えていた人が多いことがうかがえます。
【結果3】就寝前の過ごし方は、大学を問わずおおむね共通

就寝前の1時間にしていたこと・決めていたことを聞いたところ(複数回答)、全体で最も多かったのは「英単語・古文単語などの暗記」で4割(40.0%)でした。次いで「特に決めていなかった」27.8%、「翌日の勉強計画を立てる」20.9%、「寝る直前まで通常どおり勉強していた」20.0%と続きます。
就寝前に何らかの勉強をしていた人は、東大生60.9%、他大学生66.7%で差は見られませんでした。就寝前に何らかの決めごとがあった人の割合も、東大生71.7%、他大学生72.5%とほぼ同じでした。就寝前の過ごし方は、大学による差よりも個人差の方が大きいことがうかがえます。
【結果4】睡眠より先に削っていたのは「娯楽」

勉強時間を確保するために睡眠より先に削っていたものを聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「動画・ゲームなどの娯楽」で6割(60.0%)、次いで「スマホ・SNS」が約5割(53.0%)でした。
この上位2項目は同時に削られる傾向が強く、「動画・ゲーム」と「スマホ・SNS」を両方とも削っていた人は4割超(43.5%)、少なくとも一方を削った人は約7割(69.6%)にのぼりました。
「友人と過ごす時間」24.3%、「部活・習い事」21.7%と続き、「何も削らなかった」と答えた人も約2割(19.1%)いました。
一方、「睡眠を最初に削った」と答えた人は115名中2名にとどまりました。
河野塾 化学講師 望月侑己 コメント

「受験生の皆さんの中には、学校の課題を終わらせることや、一度決めた参考書をやり切ることが先行しすぎて、睡眠時間が短くなっている方もいるのではないでしょうか。しかし、入試で問われるのは、こなした量ではなく、自分の頭で考え、判断し、答えを導く力です。特に東大をはじめとする難関大の問題は、頭をフル回転させて考え抜かなければ簡単には立ち向かえません。今、勉強している時間に本当に頭をフル回転できていますか。集中できない、考えが続かないと感じる時間があるなら、その原因の一つとして睡眠時間を見直してみてください。大切なのは勉強を終わらせることではなく、入試で使える思考力を身につけることです」
望月侑己(もちづきゆうき) プロフィール
河野塾 化学講師 。現役時に合格最低点との差76.2点という状況から東京大学理科一類に合格し、理学部化学科に進学。医学部専門予備校で7年以上にわたり数学・化学を指導し、多数の医学部合格者を輩出。自身の受験経験を通じて「疑問を見逃さず深掘りすれば、誰でも本質的な理解に辿り着ける」との指導理念を確立。
まとめ:睡眠を守り、効率で勝負する
今回の調査では、東大生は睡眠時間が「7時間台」に集まり、7時間以上の睡眠を確保していた割合は他大学生を上回りました。一方、就寝・起床の時刻を決めていた人が9割近くにのぼる点、削っていたものの上位が娯楽やスマホである点は、大学を問わず共通して見られました。
多くの回答者にとって、睡眠は削る対象ではなく、先に確保するものだったことがうかがえます。削られていたのは動画・ゲームやスマホであり、睡眠は最後まで守られていました。限られた時間の中で「何を削り、何を守るか」という優先順位が、受験期の生活に表れていたと言えます。
ただし、1日が24時間であることは誰にとっても同じです。睡眠を7時間確保すれば、起きている時間は17時間しかありません。そこから学校・移動・食事の時間を引けば、勉強に充てられる時間はさらに限られます。つまり「睡眠を確保する」という選択は、裏を返せば「限られた時間で必要な学力を身につける」ことを求められる選択でもあります。睡眠時間を守れるかどうかは、我慢の量ではなく、同じ時間で身につく量をどれだけ増やせるかに左右されると言えます。
河野塾では、勉強の成果を「効率×時間」で捉えています。10の効率でダラダラ10時間勉強する(=10×10)くらいなら、3時間寝てしまって、頭がスッキリした状態で集中して「20の効率」で7時間勉強する(=20×7)方が圧倒的に効率的です。眠くて頭がぼんやりしていると、脳が働きません。その状態で学習をしても、記憶に残らないことがほとんどです。机に向かっていた時間の長さと、実際に身についた量は別のものだと河野塾は考えています。
河野塾では、受験期の生活習慣に関する調査を実施し、感覚論ではなくデータに基づいた学習法の発信に取り組んでいます。今後も、受験生の実態に基づく情報発信を続けてまいります。
調査概要:
調査名:大学受験における睡眠実態調査
調査対象:大学生および大学卒業生
(河野塾のチューターおよびその友人)
調査期間:2026年9月14日(月)~9月16日(水)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
回答総数:115名
内訳:東京大学の在籍者・卒業者 46名/その他の大学の在籍者・卒業者 69名
調査主体:株式会社Stardy(河野塾)
河野塾について:

河野塾は、いくつもの難関試験に挑戦し合格してきた河野玄斗の経験をもとに、受験合格に特化した次世代オンライン学習塾です。
特に人気の高い、〈徹底基礎講座シリーズ〉は初学者が難関大合格レベルへ到達できる圧倒的なボリュームと質の両方を兼ね備えており、入塾者9万人以上、満足度93.8%を誇る動画教材です。多くの参考書に頼らずとも、演習から復習まで一つの講座で完結できる教材となっています。
河野塾は、今後も河野玄斗をはじめとする講師陣の指導のもと、勉強を頑張る全ての方の学習をサポートします。
河野塾についての詳細は、公式サイトをご覧ください。
河野塾公式サイト:https://x.gd/xR75Xc
株式会社Stardyについて:

株式会社Stardyは、「勉強はコスパ最強の遊びだ。」をMissionに、「人の可能性が制限されない世の中にする」をVisionに掲げ、教育事業を展開しています。
学ぶ環境や立場に左右されず、一人ひとりが可能性を広げられる社会の実現を目指し、オンライン予備校「河野塾」をはじめとする学習サービスを提供しています。
会社概要:
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷一丁目3番9号 ヒューリック渋谷1丁目ビル7階
代表者:代表取締役社長 河野玄斗
設立:2018年8月
事業内容:オンライン予備校「河野塾」の運営、教育サービスの企画・開発
コーポレートサイト:https://stardy.co.jp/