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札幌のホテルが伝統野菜「札幌大球」に焦点 大玉キャベツ、7日間限定で提供

23階スカイレストラン ロンドで提供する「札幌大球とカリフラワーのスープ」

23階スカイレストラン ロンドで提供する「札幌大球とカリフラワーのスープ」

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 札幌の伝統野菜「札幌大球(たいきゅう)」を使った限定メニューの提供が11月1日、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で始まった。

19階日本料理 北乃路で提供する釜飯:「札幌大球と鯛と枝豆」

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 大きな物で、直径50センチ、重さ10~20キロに育つ大型のキャベツ「札幌大球」を使い、ランチとディナー、朝食ビュッフェの一品として提供する。札幌大球は明治期に生産が始まり、主に漬物に利用されてきたが、農作業の負担が増えたことや消費者の漬物離れなどで栽培農家が激減。「幻のキャベツ」と呼ばれるほど希少な食材となった。

 同ホテルでは札幌大球のおいしさを知ってもらおうと限定メニューの提供を企画。企画は今年で7年目を迎える。

 23階スカイレストラン ロンドではランチとディナーコース(一部除く)で札幌大球を使ったスープを提供。19階日本料理 北乃路では「札幌大球と鯛(たい)と枝豆の釜飯ランチ」を提供する。2階朝食ビュッフェレストラン ユーヨーテラス サッポロでは札幌大球のボロネーゼ風を提供する。

 総調理長の金子厚さんは「明治から脈々と受け継がれてきた札幌大球。今年も限定料理で伝統野菜のおいしさを伝えていきたい」と話す。

 11月7日まで。

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