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札幌・南区のレストランでまき火のグリル料理提供 調理する様子の披露も

全7品を提供する「森ノDINNER“薪火とグリル”」(7,700円)

全7品を提供する「森ノDINNER“薪火とグリル”」(7,700円)

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 住所非公開のレストラン「mountainman(マウンテンマン)」が12月3日、「森ノDINNER“薪(まき)火とグリル”」の提供を始めた。

アウトドアキッチンではまきや炭などを使った調理姿を披露

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 札幌中心部から車で約30分の場所にある住所非公開の同店。自然に囲まれた同店では、シェフ・佐々木恵さんが炭やまきで調理した料理を提供している。「いつもと違う空気の中、非日常の高揚感を味わってもらいたい」と森の中で朝食やブランチを楽しめるアウトドアレストランを出店したという。

 今月から「森ノDINNER」のメニューをリニューアル。新たに、エゾシカ肉やラム、川魚、クマ肉などのジビエをまき火で調理するコース料理「森ノDINNER“薪火とグリル”」(7,700円)を提供する。料理のテーマは「山暮らしの知恵」。夏に取れた野菜や山菜・木の実などを保存食として提供したりテーブルに娯楽の要素を盛り込んだりして、「古くからこの森に伝わる長く厳しい冬を乗り越えるための工夫」を取り入れたという。

 メニューは「自家製切干大根とじゃが芋のポタージュ」「炭化野菜のチーズフォンデュ」「ローストサーモンのロイムロヒ風と大根のカルパッチョ」「藁(わら)の香りを付けたローストチキンのタコス」など7品。屋外にあるアウトドアキッチンでは、調理方法やワイルドな姿もエンターテイメントとして見てもらおうと、、まきや炭などを使う調理姿をの様子を披露する。佐々木さんは「知的好奇心を刺激する素材や調理方法のストーリーも楽しんでもらえたら」と話す。

 ワンプレートで提供する「森のLUNCHI・DINNER Plate」(3,850円)は、注文を受けてから目の前で炊き上げる「ストウブ飯」とメイン料理、付け合わせを用意。メイン料理は「ラムのハンバーグ」「サーモンのグリル」「牛ステーキ」「ポークポルケッタ」の4種から選んでもらい提供する。付け合わせは全て「発酵と免疫力」がコンセプト。「ストウブ飯」には岩見沢の農家が作った北海道産米を使う。最後に野草番茶でお茶漬けにして食べる味わい方が人気という。

 佐々木さんは「当店の料理は、北国に伝わる山暮らしの知恵を現代風にクリエーティブにアップデートしたネオ・北海道料理。味はもちろん、素材や調理方法に対するこだわりや、まきや炭を使ってアウトドアキッチンで調理するスタイルも楽しんでもらいたい」と話す。

 提供時間は、ランチ=12時~15時30分、ディナー=17時~21時。コースは3日前までに要予約。

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