食べる

新千歳空港に「札幌農学校」の新シリーズ 道産素材使うクッキー

札幌農学校「開拓の詩」(1箱5個入り、1,080円)

札幌農学校「開拓の詩」(1箱5個入り、1,080円)

  • 14

  •  

 「札幌農学校」の土産菓子「開拓の詩」の販売が12月1日、新千歳空港(千歳市美々)で始まった。

生地は薄焼きにして3層に

[広告]

 2005(平成17)年の発売から17年間の累計販売数が3億枚を超えるという札幌農学校「北海道ミルククッキー」。「開拓の詩」は新シリーズ。北海道の素材を使う薄焼き3層のチョコがけクッキーにミルクチョコレートを半分のみコーティングして、新千歳空港とオンラインショップ限定で販売する。

 「札幌農学校」は北海道開拓時代に実在した学校で、現・北海道大学の前身。広報担当者の新妻昌子さんによると、「北海道開拓時代、『札幌農学校』で学び輩出された人々が近代農業の礎を作り、農業や酪農が盛んで豊かな北海道の今に繋がっている。開拓時代の人々に敬意を払い、気持ちを菓子に込めた」という。

 同商品に使うのは、小麦粉が「きたほなみ」。北海道産の生乳を原料としたバター、ミネラル分やオリゴ糖を含むてんさい含蜜糖、北海道産の牛乳を練り込んだミルクチョコレートも使う。

 パッケージは、明治時代に描かれた「札幌農学校」のパースをメインビジュアルに用いた。デザインは農学校の趣きある雰囲気を生かしたという。

 生地は手作業で重ねチョコに漬けるため、一日に製造できる数に限りがあり、当面は土産菓子として新千歳空港のきのとや新千歳空港ファクトリー店と北海道本舗総合土産店2店、きのとや公式オンラインショップ中心に販売する。今後は、時間はかかるが製造の増産体制を整え、販売を伸ばしていきたいという。

 「札幌農学校『北海道ミルククッキー』のリピーターに新商品の誕生を知ってもらいたい」と新妻さん。「ネット注文も便利だが、年末年始の手土産として北海道から全国に広まればうれしい」とも。

 価格は、1箱5個入り=1,080円。営業時間は、きのとや新千歳空港ファクトリー店=9時~19時、新千歳空港北海道本舗総合土産店=7時30分~20時30分。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース