雪中キャンプ場「スノーキャンプフィールド2023」が1月7日、「真駒内セキスイハイムスタジアム」（札幌市南区真駒内公園）で始まる。

　札幌市中心部から車で20分のところにある北海道立真駒内公園内の屋外競技場をキャンプ場として提供する同イベント。観光庁が取り組む「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の一環として、創立50周年を迎えた北海道体育文化協会（同市南区）と東武トップツアーズ（同市中央区）が主催する。

　キャンプ場には管理人が24時間常駐。施設内にはトイレ、洗面所、炊事場、売店、屋内ウォームルームを備える。売店では、カップ麺、スープ、レトルト食品をはじめ、まき、木炭、使い捨てカイロなど、食品や消耗品を販売する。

　用意するプランは、北欧風のテントの中にエアマットなどを備えた「ラグジュアリープラン」（1サイト＝3万5,200円～）、テントや寝具などキャンプに最低限必要なグッズが付いた「スタンダードプラン」（同＝1万7,600円）、キャンプ道具を持ち込める「フリーサイトプラン」（同＝2,640円～）の3つ。オプションで「手ぶらでお手軽バーベキュープラン」（1人前＝5,500円、2人前から受け付け）や、たき火体験を追加することもできるという。

　東武トップツアーズ札幌支店主任の谷護さんは「都市機能と自然とが両立する札幌市の特性を生かし、同競技場を利用して、気軽に雪中キャンプを楽しんでもらうおうと企画した。冬キャンプにトライしたいと思いつつなかなか踏み切れなかった人や新たな観光スタイルを楽しみたい家族連れなど、気軽に雪中キャンプができるこの機会にぜひ利用してほしい」と話す。

　チェックイン＝15時、チェックアウト＝10時。予約は公式ウェブサイトから受け付ける。2月5日まで。