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札幌のホテルが地元コラボのレストラン企画 日本酒とホテル料理の融合

「スカイレストラン ロンド」が提供する「さっぽろマリアー酒ランチ」(3,800円)

「スカイレストラン ロンド」が提供する「さっぽろマリアー酒ランチ」(3,800円)

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 レストラン企画「札幌マリアー酒(マリアージュ)フェア」が5月1日、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で始まった。

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 同フェアは札幌市が8月に市制100周年を迎えるのを記念して、醸造メーカー・日本清酒(札幌市中央区)とコラボした企画。同社は約150年の歴史を持つ札幌唯一の酒蔵で、1872(明治5)年に創業した。地元に根差した日本酒を目指し、酒米は道産米を中心に、仕込み水は札幌を流れる豊平川の伏流水を地下150メートルからくみ上げて使う。全国新酒鑑評会では14年連続金賞を受賞するなど、全国的にも知名度は高い。

 同フェアでは、同社の日本酒や甘酒、酒かすと地産食材をコラボさせた特別料理をはじめ、フルーツやスパイス、スイーツと日本酒の相性が楽しめるというコース料理を同ホテル19階の「日本料理 北乃路」と23階「スカイレストラン ロンド」で提供する。同社と同ホテルのシェフが選んだ銘柄と料理のペアリングや、特別に用意された限定酒の呑み比べ、オリジナルカクテルを各店で用意する。朝食ビュッフェレストランでは、日本酒を醸造する原料の酒米を使いキッシュを提供する。

 同ホテルの総調理長・金子厚さんは「古くから祝いの席で飲む酒として親しまれてきた日本酒。地元のホテルと地元の酒蔵がコラボした料理と酒で『札幌マリアー酒(マリアージュ)』を堪能してもらい、日本酒になじみのない若い世代や女性も気軽に楽しんでほしい」と呼びかける。

 5月31日まで。

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