「定山渓温泉 花もみじ」（札幌市南区定山渓温泉西3、TEL 011-598-2311）が4月1日、リニューアルオープンする。

プレミアツインルーム（イメージ）

　同施設は、札幌市中心部より車で約50分の位置にある温泉旅館。館内には2つの大浴場や貸切り湯のほか、個室会食処（どころ）やレストラン、フリードリンクを用意するラウンジ、図書ギャラリー、屋外プールを備える。今回のリニューアルでは、客室最上階の11階を全面改装し、フロア名称を「プレミアフロア urara」とした。

　客室タイプは、温泉付きプレミアツインルーム（60平方メートル）が7室と、展望温泉付きプレミアスイートルームが1室（105平方メートル）。全客室に、名湯・鹿の湯など3本の自家源泉をミックスした掛け流しの温泉を引き込む。定山渓の山々を望む窓際には、奥行き1メートルを超えるロングソファを用意。ベッドは、全客室にシモンズ社製のダブルベッドを備える。

　プレミアフロア宿泊者専用ラウンジも用意し、軽食やドリンク、アルコールを無料で提供する。このほか、北海道の旬の食材などが味わえる、プレミアフロア客室限定の特別会席「初音（はつね）」も用意する。

　専務取締役の金川浩幸さんは「『urara』は、『美しく生えそろった鹿の角』を意味する『麗』という漢字が元になっている。毎年春に生え変わる鹿の角のように、変化し続ける旅行のニーズと老舗宿の変わらないおもてなしの心、上質な和のしつらえと、今の時代に合わせた快適さを融合させたプレミアな空間を体感してほしい」と呼び掛ける。

　予約は電話（8時30分～19時）とオンラインで受け付ける。