札幌の恒例大道芸イベント「さっぽろパフォーマンスカーニバル　だい・どん・でん！」が9月6日・7日、歩行者天国となる駅前通を中心に大通周辺で開催される。

　2001年から始まった同イベントは、プロ・アマの大道芸を中心に音楽やダンス、演劇、アートなどさまざまなジャンルのパフォーマンスが繰り広げられる街の活性化イベント。今年で8回目。当初は、出演者数76組470人ほどで始まったが、年々数を増やし、昨年は94組921人が出演、約15万人を集客した。同イベントの出演者数は国内でも最大級。今年は、過去最多となる109組、約1,000人が出演する。

　人間ジュークBOXのタカパーチさんやジャグリングの三雲いおりさん、パントマイムの京本千恵美さんなどのゲストパフォーマー8組を含む道外からの出演者14組の他はすべて道内のパフォーマー。

　会場は、歩行者天国となる駅前通（南1条～4条）や南1条通（西1丁目～4丁目）をメーンに、狸小路商店街、地下鉄大通駅地下コンコースなど。今回初の試みとして、市電の中でギター弾き語りや中語笛、二胡の演奏パフォーマンスも行われる。

　当日は、パフォーマンス以外にも各所に体験コーナーを開設。「わらしべ長者」のように持ち物を交換する「TRADE FREE」やジャグリング体験、メッセージバルーンのほか、ホッピングや竹馬、フラフープ、10メートル走、コーラ一気飲みなどを競う「だい・どん・ピック2008」などを予定。日ごろのストレスをちゃぶ台に込めてひっくり返し、技術点や芸術点を競う「ちゃぶ台返し」は今年初めて企画された。

　6日には、関連イベントとして「シーズン直前　ファイト！レラカムイ北海道in大通」と題し、折茂選手や桜井選手などレラカムイ北海道所属選手4人が参加。ダンクシュートやボールパフォーマンスなどを披露するほか、フリースロー大会も予定している。

　開催時間は13時～17時。