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札幌・西線6条に「和ハーブとローフード」カフェ 障がい者の就労支援も

和ハーブティーやロースイーツがセットになったローフードランチ

和ハーブティーやロースイーツがセットになったローフードランチ

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 札幌に5月29日、和ハーブとローフードのベジカフェ「Sprout(スプラウト)」(札幌市中央区南6西17、TEL 011-596-0716)がオープンした。

全てスタッフの手作りで完成させた店内の様子

 48度以下の温度で調理することで野菜の酵素を最大限に生かすローフードやロースイーツと、和ハーブを使ったメニューを提供する。席数は1階15席、ロフト5席の計20席。

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 店主の山崎亜紀子さんは障がい者支援事業を手掛ける会社を経営し、障がい者の雇用促進を行う中で、障がいがある従業員らがカップラーメンや大きめのパンなどで食事を済ませていることに気付いたという。「最初は従業員が安心して食べられる弁当製造事業を考えたが、カフェを作って身近なところから食の大切さを体験してもらい、一般の方にも食の大切さを発信しようと考えた」と話す。自身が和ハーブ・インストラクターの資格を持ち、体調不良の時に食事に和ハーブを取り入れた経験もきっかけになったという。

 もともと隣接する飲食店の倉庫として使われていたスペースを、大工経験があるスタッフが昨年7月から10カ月かけて改装した。椅子やテーブルなどの家具も手作りしたという。「改装時に屋根裏から80年前の新聞が出てきて驚いた」というエピソードも。

 木造民家の落ち着いた雰囲気の店内では、障がい者雇用のスタッフが健常者のキッチンスタッフと一緒に、ジョブローテーションで食器を洗ったり、店内の清掃に関わったりしている。「できるだけ普通のカフェで普通に仕事をしてほしいと思った」と山崎さんは話す。

 ランチメニューは、本日のスムージー、スープ、サラダ、メーンディッシュ、スイーツ、ドリンクで構成する「デイリー」(1,200円)を用意。本日のスムージー、スープ、サラダ、小鉢2品、メーン2品、スイーツ3種、ドリンクのセット「スペシャル」(2,300円)はランチとディナータイムに提供する。

 カフェタイムには、血行促進、ストレス、デトックス、アンチエージングなど目的別の「スムージー」(650円~)や、雑穀コーヒー、クロモジ・伊吹緑茶、カキドオシ・甘茶・ドクダミ、タチバナ・ヤブニッケイなど和ハーブティー(以上、各540円)、ロースイーツ&カフェセット(900円~)を提供する。

 「プレオープンの時にローフードや和ハーブを初めて食べたお客さまが多かった。ここを拠点に体に優しい食物の魅力を伝えるコミュニティーを作っていきたい」と山崎さんは目を輝かせる。

 営業時間は11時~18時(7月以降は変更予定)。

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