食べる

札幌・北一条通りに「パラッツォ・アドリアーノ」-宮の森の人気イタリアンが移転

「トラットリア・パラッツォ・アドリアーノ」の外観

「トラットリア・パラッツォ・アドリアーノ」の外観

  • 0

  •  

 札幌・北一条通り沿いに7月27日、魚介をメーンにした南部イタリア・地中海のイタリア料理店「TRATTORIA PARAZZO ADRIANO(トラットリア パラッツォ アドリアーノ)」(札幌市中央区北1条西4、TEL 011-231-2878)がオープンした。

店内の様子

[広告]

 店舗面積は25坪。席数は、カウンター4席、テーブル席36席の計40席。オーナーの鈴木章史さんは、北海道・斜里町出身。学生時代からシェフとしての修業を積んでいた。30歳のときに札幌から地元・斜里町に戻り、自分の店をオープンした。その後、札幌・宮の森に店舗を移転。鈴木シェフの料理を目的に、斜里町から訪れる客もいたという。

 宮の森の店は3年間営業。常連客からの勧めなどもあり、札幌中心街の北一条通り沿いに移転オープンした。ホテルだった建物のロビー部分を改装した同店は、3階までの高さがある吹き抜けの開放感が特徴。内装は、宮の森の店から持ち込んだインテリアを中心に、自然の光が入る明るく落ち着いた雰囲気に仕上げた。店名の由来は、シチリアのパラッツォ・アドリアーノ村から。

 主なメニューは、前菜=「道産野菜のカボナータ」(630円)、「厚岸産 大粒アサリの白ワイン蒸し」(1,300円)、「砂肝のコンフィとズッキーニのグリル」(900円)、「鹿児島産 マダイのカルパッチョ」(1,500円)、「知床 斜里産 タコとセロリのマリネ タジャスケ種のオリーブ風味」(1,280円)、魚・肉料理=「高知県産 キンメダイのポワレ ソレント風ニョッキ添え」「知床産 青ゾイのポワレ 香草風味 アンチョビーバターソース」(以上2,300円)、「十勝産 彩美牛ロース肉のタリアータ 道産野菜のグリル添え」(3,500円)、「当別産 田畑農場 黒豚のグリル ローズマリー風味」(2,400円)など。

 鈴木さんの「おすすめ」は魚介系のパスタで、メニューは「根室産 花咲ガニのトマトソース バベッティ」「利尻産 生うにと厚岸産アサリ 長ネギのスパゲティ」(以上2,400円)、「生うにのクリームソース タリアテッレ、またはスパゲティ」(2,100円)、「スパゲティ あさりの白ワイン風味 またはトマトソース」(1,600円)などをそろえる。

 オープン後は、宮の森からの常連客を中心に幅広い年齢層の利用があるという。「男女比では若干女性のお客さまが多いぐらい。宮の森からのお客さまだけでなく、札幌に出張に来た斜里町時代からのお客さまにも足を運んでいただけている」と鈴木さん。「これまでの常連のお客さまのほかにも、新規のお客さまにもぜひ足を運んでほしい。札幌中心街の店でありながら、アットホームでゆっくりと落ち着ける店を目指している。新鮮な魚介をご用意しているので、ぜひお越しいただければ」とも。

 営業時間は17時30分~23時。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース