世界からも注目を集めている「第7回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」が11月20日から新千歳空港ターミナルビル（北海道千歳市美々987）で開催される。

　同イベントはアニメーション作品を専門に扱う国際映画祭で、毎年11月ごろに新千歳空港で開催されている。短編部門と長編部門それぞれノミネート作品が上映される。

　短編部門では91の国と地域より応募された2174作品の中から、計100作品がノミネート。長編部門では21の国と地域より応募された49作品の中から5作品がノミネート。ノミネート作品は会期中に新千歳空港シアターで上映され、国際審査員による審査を経て、短編グランプリをはじめとした各アワードを選出する。メインビジュアルは、アニメ化もされ、話題になった漫画「映像研には手を出すな！」の作家、大童澄瞳氏が担当する。

　コロナ禍の影響で今年度は同空港での開催に加えて、初となる「オンライン」でも配信上映される。新千歳空港シアター実地での各種プログラム上映と、一部コンペティション・招待トークプログラムはオンライン上で配信。実地開催は、感染症対策の観点から、例年のフェスティバルパス・整理券の発行を行わず、全席座席指定チケットを販売する。

　主催者は「当映画祭として初のオンライン併催。世界の最新アニメーションが一堂に会する国内最大規模のコンペティションや、著名クリエイターによるトークがオンラインで視聴可能なので、初めての方も是非参加を」と呼び掛ける。

　11月23日まで。オンラインは11月30日まで。