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札幌・麻生エリアにカフェ新店 65歳店主が異業種挑戦

店舗外観

店舗外観

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 札幌・麻生エリアにある「にく式」の店舗を朝と昼、間借りし、「65歳が営むBeef & Banana Caf?」(札幌市北区北39西5、TEL 011-727-0227)がオープンした。

牛タン丼

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 朝はそば店として、昼からはカフェとして営業する同店。店名は、高タンパク・低脂質のローストビーフと砂糖を使わない自然な甘みが特徴のバナナを使った商品を軸にしようと思ったことから名付けたという。

 店主の多田厚子さんは今年65歳。7月に大手化粧品メーカーを定年退職後、通っていたフィットネスクラブの社長にセカンドキャリアとしてカフェ経営を持ちかけられ、新たな仕事にチャレンジしようと開業を決めた。麻生エリアの人をターゲットに、健康になってほしいとの思いから健康を意識した商品をそろえる。

 カフェタイムに提供するメニューは、「牛タン丼」(1,000円、限定5食)、「ローストビーフサンド」(800円)、「ローストビーフサラダ」(800円)、「バナナジュース」(400円)、「プロテイン」(300円)など。提供するローストビーフは間借りしている「にく式」から仕入れているという。

 朝の時間帯に提供するそばは、「かけそば」(400円)、「月見そば」(500円)、「ピリ辛そば」(500円)など。当初は麻生エリアの高齢者をターゲットとしていたが、開業後は「安くておいしい」と30代~40代のサラリーマンやOLが多く訪れるという。客からの要望で「肉屋のまかない丼」(300円)も誕生した。

 店主の多田厚子さんは「全くの異業種への挑戦。分からないことばかりだが、日々おいしいメニューのことを考え、完成形を求めている。試行錯誤で毎日営んでいるので気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、月曜~木曜=6時30分~9時、11時~16時、日曜=11時~14時。金曜・土曜定休。

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