札幌のカレー店にザンギとカレーのコラボメニュー、「北海道ザンギ連盟」監修

発売から2カ月たった道ザン連カリー

発売から2カ月たった道ザン連カリー

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 北海道名物「ザンギ」を全国に広める活動を行っている「北海道ザンギ連盟」がプロデュースした「道ザン連カリー」が、札幌のカレー店「カリー&バーグ」(札幌市白石区南郷通り9、 TEL 011-846-5539)で提供開始されて2カ月が過ぎた。

「カリー&バーグ」の店内

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 同連盟は北海道の鶏の空揚げであるザンギが好きな同志がインターネット上で集まり結成。「ジューシーなフライで良い」の語呂で10月の第4金曜日を「ザンギの日」と決め、昨年10月22日に発足。以来、ザンギ料理教室などのイベントを開いてきた。「カリー&バーグ」店主の田崎さんと意気投合し「道ザン連カリー」を完成させ、昨年12月から1日10食限定で提供している。

 もともと同店のメニューにザンギはなかった。厨房のガス台は3台だったが、ザンギを揚げる専用ガス台1台を追加。「料理名人」と呼ばれる店主の友人がザンギの作り方を伝授。鶏肉をショウガ汁、ニンニク、塩、コショウ、酒、みりん、砂糖などを一晩漬けるなどこだわった。

 当初、半分ほどのザンギは揚げる前にカレー風味の粉を入れ味付けしていたが「揚げている間に普通のザンギとカレー風味の区別がつかなくなった」と、今では全て普通のザンギにしている。リクエストに応じてカレーパウダーも提供する。スープを作るのに1日、ルーに1日、混ぜ合わせ全て3日間の手間をかける自慢のルーに合わせて完成させ、昨年11月末、連盟との試食会を経て提供にこぎ着けた。

 田崎さんは「ザンギとカレーは今までにない珍しい組み合わせ。一人でも多く食べてもらいたい」と話す。

 価格は、ランチタイム(11時~から14時30分)=サラダ、コーヒー付きで700円、ディナータイム(17時~20時)=サラダ付きで900円。月曜定休。日曜はランチ営業のみ。

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