北見で人気のスープカレー専門店「MAJI」が札幌進出

木を基調に和とアジアンテイストをイメージしたスープカレー専門店「MAJI.II柊」店内

木を基調に和とアジアンテイストをイメージしたスープカレー専門店「MAJI.II柊」店内

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 北見で人気のスープカレー専門店「MAJI(マジ)」は3月1日、2号店となる「MAJI.II(マジ・ツー)柊」(札幌市中央区南3西8、TEL 011-207-1990)を狸小路8丁目にオープンした。

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 上湧別町の居酒屋「珍竹林」で店主を務める菅原まゆみさんは、ランチメニューとしてオリジナルのスープカレーを提供していたのをきっかけに、2005年10月、北見に同店1号店をオープン。当時地元ではスープカレーの知名度は低く、「地元では受け入れてもらえなかった」(菅原さん)と振り返る。札幌のスープカレー店をほぼ制覇したというスープカレーファンが噂を聞いて珍竹林を訪れ、ブログに掲載して以来、口コミで札幌や旭川、帯広など遠方から訪れる客が増加。菅原さんは珍竹林の営業を続ける一方、同店をオープンした。

 札幌進出は、1号店オープン当初から5年後を計画していたという。私用で札幌を訪れた菅原さんは、テナントを募集していた現在の出店場所を偶然通りかかり、その日の内に内見。即出店を決めた。店名の「柊」は、内見した際に浮かんだインスピレーションから。以前は居酒屋だったという内装をそのまま利用した店内は、木を基調とした和とアジアンテイストが特徴。店舗面積は36坪。座敷席やカウンター、テーブル席など計36席を設けた。

 メニューは、和だしベースのさらさらスープ「サリー」、トマトベースのこてさらスープ「ジャマイカ」、玉ねぎベースの石焼こってりスープ「石焼」、濃厚スープ「ボンベイ」の4種類で、辛さは8段階。北見の常連客でもある契約農家から直送する完全無農薬のハバネロとピッキーヌを使用。ライスは、白米やターメリックライス、五穀雑穀米、ひじき大豆ご飯など10種類以上を日替わりで1日4種類用意するほか、「とろとろチーズ」や「つるつる春雨」などのトッピング10種類も。

 菅原さんは「スープカレーファンや『MAJI』を支持してくれる人で店がいっぱいになれば」と話し、将来的には、「手が届く範囲内」で3号店の出店を目指すという。

 営業時間は11時30分~22時。

札幌に国内初の「スープカレー横丁」(札幌経済新聞)

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