「北海道インディペンデント映像フェスティバル」初開催へ

招待作品・山田勇男監督の「木犀草の下に睫を伏せて」(2007年)

招待作品・山田勇男監督の「木犀草の下に睫を伏せて」(2007年)

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 札幌の市民有志が運営するイベントスペース「ATTIC」(札幌市中央区南3西6、TEL 011-676-6886)で2月16日・17日、今回初の開催となる「北海道インディペンデント映像フェスティバル」が開催される。

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 近年、映像制作の簡易化が進む一方、発表する場が少ないのが現状。同イベントは、北海道の映像制作を応援し、作家に上映の場を提供するため、応募作品はすべて無審査で上映し、講評を行う。審査員は、映画監督の早川渉さんや映像作家の伊藤隆介さんなど映像のスペシャリストをはじめとする計4人。グランプリ作品には、狸小路6丁目の映画館「シアターキノ」での上映権が授与される。

 応募作品は29作品。5分~20分程度の短編が中心で、中には120分の長編も。各作品は、2時間前後のプログラムとして構成され、計7プログラムを上映する。招待作品として、山田勇男監督の最新作特集「木犀草の下に睫を伏せて」(2007年)、「アフンルパル」(2007年)、「白書夢」(2008年)の3作品のほか、福岡発全国上映の8ミリ映画プログラム「パーソナルフォーカス」で2007年に上映された全33作品も上映する。

 そのほか、3月に行われる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008」の概要とプログラムを紹介するほか講評会、交流会も予定している。

 同フェスティバル事務局担当者は「北海道の人や北海道に関連のある人たちがどのような作品を制作しているのか、興味を持って見に来てもらえれば」と話している。

 チケットは、全プログラム共通。1回券前売り=800円、当日=1,000円(高校生以下500円)、2回券前売り=1,300円、当日=1,600円、4回券前売り=2,000円、当日=2,800円。山田勇男監督の最新作特集のみ限定発売で、一般=1,500円(シアターキノで販売)。30人限定。全プログラム共通券は、ATTIC、シアターキノで発売。

ATTICシアターキノ札幌で「60時間耐久新年会」(札幌経済新聞)

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