札幌・大通公園4丁目～8丁目で9月17日から、「さっぽろオータムフェスト2010」が開催される。

昨年会場で販売したカニ汁と石狩汁

　2008年から始まった同イベントは、北海道内の食材や札幌の飲食店を中心に北海道の「うまいもの」を集め、「北海道の食の魅力」を伝える企画。1丁100メートル四方の5丁分を使い、スープカレーブースやラーメンブース、ご当地グルメブースなどを設け、北海道のさまざまな「食」を提案する。

　4丁目では、札幌市内および近郊の農産物を集めた「さっぽろできるだけプロジェクト」や札幌市内の高校10校が開発した商品を提供する「チャレンジオータム」、札幌市内の飲食店やシェフが道産食材を使用したメニューを販売する「札幌シェフズキッチン」などのブースを展開。

　5丁目では、北海道内各地のご当地グルメを中心にブースを展開。「オホーツク 網走ザンギ丼」「羽幌えびタコ焼き」「富良野オムカレー」などを販売する「北海道の新・ご当地グルメ」や「江別焦がししょうゆラーメン」「北海道大地の恵み野菜ラーメン」「源ファームホエー豚チャーシュー味噌」など道内ラーメン店が出店する「HOKKAIDOラーメン祭り2010」、道内の道の駅で販売している牛丼を集めた「G1（ぎゅうわん）グランプリ」ブースなどを設ける。

　6丁目では、道産素材を生かしたフードとドリンクを提供するスタンディングバー「6丁目 PARK BAR」や札幌市内のスープカレー店が集まる「札幌発信！スープカレーアミーゴ！」、日替わりで札幌市内のスイーツ店のメニューやオータム限定スイーツを提供する「さっぽろスイーツコーナー」などのブースを展開。そのほか音楽を中心とした各種イベントも開催する。

　7丁目では「ふらのワインフェア」やオールドビンテージワインを販売する「7丁目スタンディングバー」や、道産食材を生かした酒のつまみを提供する「HOKKAIDO 酒肴 MARCHE」「北海道グルメ屋台」などのブースを展開。

　8丁目では上富良野町や鹿追町、月形町など北海道内の100を越える市町村の特産品や加工品、それら地域の食品の調理販売を行う「札幌大通ふるさと市場」を展開。

　オータムフェスト実行委員事務局の藤巻さんは「出店するブースのジャンルは幅広い。各区画でさまざまなコンセプトを設けることで、目でも味でも楽しむことができる。北海道内でもこれほどの『食』が一斉に集うことは珍しいので、ぜひ足を運んでいただければ」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～20時30分（8丁目は18時まで）。10月3日まで。