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札幌の企業が北大と共同研究型インターンシップ 課題解決を目指す

同社が運営する「ぐうたび北海道

同社が運営する「ぐうたび北海道

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 北海道バリュースコープ(札幌市中央区北1西3)が6月14日、北海道大学(北区)との共同研究型インターンシップを開始した。発表は6月21日。

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 同インターンシップは北海道大学の事業。DX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる人材育成が目標。DXに関する基礎的な知識を持つさまざまな専門分野の大学院生を道内の企業にインターンとして派遣し、データ分析などで経営上の課題解決を支援するほか、在学中に企業との接点を設けることで、道内に活躍の場を見いだす人材を増やし、地域貢献につなげるという。

 宿泊施設のインターネット集客サポートや北海道観光サイト「ぐうたび北海道」を運営している北海道バリュースコープは同事業に賛同。インターンとして北海道大学大学院博士課程及び修士課程の学生4人を受け入れた。同社が運営する情報サイトのアクセスや広告分析を行い、サイトの認知度向上、アクセス数やコンバージョン数の課題を整理し、明確にした上でアイデアを出し、課題解決の仮説設定などを行う予定。6月14日にはキックオフミーティングを行い、9月中旬の最終報告会まで約3カ月の活動を予定している。

 同社広報部の蝦名訓部長は「本インターンシップを通じて、学生には当社および宿泊、旅行、観光業界についての理解を深めてもらうとともに、学生自身の成長につながる機会を創出していく。顧客のニーズに応えるため、多様、優秀な人材の確保、育成にも貢献していく」と話す。

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