札幌の国道36号沿いにあるビル（札幌市豊平区美園）の壁面に希望をテーマにした絵を描くプロジェクトが現在、進んでいる。

施工の様子

　地域の活性化と社会貢献を目的に総合建築業の「凌霄」（りょうしょう、白石区）が企画。「希望の白いキャンバスプロジェクト」と題して2022年にスタートし、アート作品を公募してきた。今回は、「希望」をテーマに掲げ、縦7～8メートル、横10～11メートルの壁を巨大な白いキャンバスに見立てて作品を募集する。

　同社社長の佐々木勇輔さんは「希望という力強いメッセージが夢や勇気を広げ、壁画アートをより魅力的にしてくれる作品を期待する。多くの人に参加してもらうことで心温まる作品が誕生することを願う」と話す。

　応募は公式ウェブサイトで受け付ける。2024年2月29日まで。最も優れた作品の作者を表彰する。結果発表は同年3月ごろ。作品の掲示期間は同年4月～2025年3月下旬を予定する。