食べる 見る・遊ぶ

札幌のホテル内に「ゴンドラこたつ」 スキー用ゴンドラを再利用

館内に設置された「ゴンドラこたつ」

館内に設置された「ゴンドラこたつ」

  • 10

  •  

 ホテル「OMO3札幌すすきの(おも) by 星野リゾート」(札幌市中央区)に11月18日、使われていないスキー用ゴンドラを活用した「ゴンドラこたつ」が設置される。

「ゴンドラこたつ」正面

[広告]

 ゴンドラの中でこたつを囲んで会話が楽しめる「ゴンドラこたつ」。館内のパブリックスペース「OMO(おも)ベース」に設置し、24時間利用可能な「OMO Food & Drink Station」で購入した飲食を持ち込むこともできる。

 総支配人の羽毛田実さんによると、札幌市にある6つのスキー場が全て市内から約1時間以内と距離が近く、天気やゲレンデのコンディションに合わせてスキー場を選べるため、札幌市はスキー旅行者にとって利用しやすい最適な場所だという。そのため、滑走後にホテルへ戻ってからも「テンションが上がる体験」を提供したいと、ゴンドラを活用することにしたという。

 ゴンドラは、札幌国際スキー場(南区)で1978(昭和53)年~1989(昭和64)年に使われていた、純国産スキー専用ゴンドラ国内初号機「スカイキャビン-4」。設置は1台で定員は4人。宿泊者は無料でいつでも利用できる。

 ゴンドラの窓は、スキーヤーがスキー場からすすきのまで楽しむ様子がイラストで描かれている。デザインしたのは、札幌国際スキー場を滑走して20年という「AMAYADORI(アマヤドリ)」(中央区)の佐藤健一さん。「スキーと札幌の街を一体で楽しんでほしい(案)」との願いが込められているという。

 羽毛田さんは「スキーヤーやスノーボーダーはもちろん、滑らない人にも楽しんでもらいたい」と話す。

 来年4月2日まで。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース