展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か」が3月24日、東1丁目劇場(札幌市中央区大通東1)で始まった。
バンクシーはイギリスを拠点に活動する素性不明の芸術家。世界各地のストリート、壁、橋などに描かれるバンクシーのアート作品は、鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められている。同展では「POLICE」「PROTEST」「CCTV」などテーマごとに作品をまとめ、裏側にある制作意図をあぶり出す。
会場ではバンクシーの貴重なオリジナル作品を含む版画、立体オブジェクトなど70点以上を展示。バンクシーの世界観を追体験する展示や大型3面スクリーンのイメージ映像などで、これまでの活動を紹介する。
同展札幌製作委員会の佐藤はるかさんは「札幌にこれだけ多くのバンクシー作品が集結するのは本展覧会が初めて。バンクシーが作品を通じて表現する社会風刺や政治的メッセージを間近で感じてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~20時(入場は19時30分まで)。5月31日まで。