札幌で5店舗を展開しているトレーニングジム「TWO SEVEN BODY」が現在、3D冷凍技術を使った冷凍総菜「TWO SEVEN Kitchen」を販売している。

　長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保さんが経営する同ジム。同ジムはスポーツやトレーニングなどをして健康的な体づくりに励む人や働く世代に向けて、恵庭市の飲食業「旬のお料理・釜めし　いちえ」と共同で、栄養バランスに配慮した冷凍総菜を開発した。

　メニューは、「北海道文教大学 商品開発研究会」監修の下、総エネルギーとPFCバランス（健康を維持していく上で主なエネルギー源となる3大栄養素）を意識して考案。道産食材を取り入れながら、1日に必要なたんぱく質摂取量のおよそ半分を1食で摂取できる弁当として開発された。メニュー数は、和・洋・中のさまざまなジャンルを40種類以上用意。種類の異なる10セットを用意し、1セットに3、4種類の冷凍総菜を詰め合わせて自宅へ届ける。

　だし・具材にこだわり、職人が丹精込めて手作りした料理は、3D急速冷凍で栄養素を一気に閉じ込めることで、解凍時にうま味成分であるドリップがほとんど発生せず、調理したてのおいしさが味わえるという。商品は、専用ECサイトから注文を受け付けている。