長万部町・黒松内町・豊浦町で組織する「はしっこ同盟」とコラボしたレストラン企画「はしっこ同盟フェア」が9月1日から、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で開催される。同フェアの開催は初。
「はしっこ同盟」は、渡島、後志、胆振の各管内の境界に位置し、それぞれ隣り合う長万部町・黒松内町・豊浦町の3町で構成。2019(平成31)年4月に北海道新幹線長万部駅の開業効果を最大限発揮するため、3町が連携・協力するために発足した。これまでふるさと納税共通返礼品の開発などで連携しているほか、ピンバッジやインタビューボードなどのオリジナルグッズを製作し「はしっこ同盟」のPR等に取り組んできた。
今回のフェアでは、3町が生産に力を入れているミニトマト(長万部町)、チーズ(黒松内町)、豚肉(豊浦町)をはじめとする各町の食材を使用し、3町の食材を盛り合わせた限定料理やデザートなどをコース仕立てで23階スカイレストラン ロンドで提供する。このほか、朝食ビュッフェレストラン「ユーヨーテラスサッポロ」では、日替わりの1品料理として提供する。加えて、「はしっこ同盟」を紹介するロビー展(鑑賞無料)も開催する。
同ホテル総支配人の桶川昌幸さんは「緊急事態宣言が発出され、フェアの中止も検討したが、ホテルの情報発信で地域を応援することを考えた。期間中は、料理の提供だけではなく、ホテルのホームページや公式フェイスブック等を活用して『はしっこ同盟』のPRに協力していきたい」と話す。
23階スカイレストラン ロンドは9月12日まで。19階日本料理北乃路は9月12日まで休業(13日以降の営業は確定次第、同ホテルホームページに掲載)。