札幌で「キャッツ・シアター」設営を公開-熊の木彫りご当地ごみも

設営途中の様子を説明する設営チーフの木村謙介さん

設営途中の様子を説明する設営チーフの木村謙介さん

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 北海道四季劇場(札幌市中央区大通東1丁目、TEL 011-200-6277)のミュージカル「キャッツ」の舞台設営の様子が12月19日、マスコミ向けに公開された。

札幌公演のご当地ごみ「まりも」と「木彫りの熊」

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 舞台と客席が一体化した劇場構造が魅力の「キャッツ・シアター」。劇場の中にもう一つ劇場を作る独自方式「シアター・イン・シアター」により、東京・五反田、横浜で使用した舞台設備を札幌で再現する。座席数は全856席を予定。同劇場の座席を138席撤去して、より濃密な舞台空間を造り上げる。1983(昭和58)年の日本初演以降、最小席数となる。

 公開当日は設営開始から5日目で、回転舞台のセッティングが終わり、舞台装置などを固定させるトラスの組み込み途中の段階。壁面に小道具のごみが飾り付けられ、作業用の仮設床が座席の上に設置されており、全体の4分の1程度装飾されている状態を公開した。

 「キャッツ」の舞台は都会のごみ捨て場という設定のため、舞台や客席近くには猫の視線に合わせて通常の3~5倍の大きさで作られた巨大なごみの数々が設置される。場内を飾るごみのオブジェの数は数千個にも及ぶ。札幌公演に運び込まれる舞台装置や機材の物量は11トントラックで47台分。1日40人~100人のスタッフが設営に当たり、13日間で完了する予定。

 ごみの中には時代を反映する「たまごっち」や「プレイステーション」などのごみのほか、ご当地ごみも登場。前回の札幌公演時はコンサドーレ札幌のメガホンやサッカーボールが飾られた。今回は「木彫りの熊」と「瓶に入ったマリモ」を用意。その他にも20種類ほどの候補があり、デザイナーと小道具担当が内容や細かい置き場所を決めていくという。

 設営チーフの木村謙介さんは「観客の皆さんもごみの中にいて猫たちの姿を見ることになる。客席にも随時猫が出てくるので、舞台と客席が一体となった空間を楽しめる」と完成後の雰囲気を伝える。

 公演は1月18日から。チケット発売中。

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