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札幌の飲食店で「さっぽろ未来カフェ」-「食」と「食育」テーマに

先月、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)で行われた「さっぽろ観光ワールドカフェ」の様子

先月、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)で行われた「さっぽろ観光ワールドカフェ」の様子

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 札幌・中心街のフルーツダイニング「果実倶楽部818」(札幌市中央区南3条西2、TEL 011-281-8185)で12月4日、札幌の魅力や未来について話し合うイベント「女性が作る『さっぽろ未来カフェ』」が行われる。主催は分子整合医学美容食育協会札幌中央支部(東区)。

会場となる「果実倶楽部818」店内の様子

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 カフェのようなリラックスした雰囲気の中で4~5人のテーブルごとに、メンバーをシャッフルしながら「自由に」「楽しく」対話を行い、参加する全員の意見や知識を集める「ワールドカフェ」形式で開く同イベント。

 同形式を取り入れ今年7月、札幌市主催の下、ロイトン札幌(北1条西11)で行われた「さっぽろ1000人ワールドカフェ」では、市民が札幌の魅力や未来について語り合った。その後、「同様の対話の場を継続してほしい」「企画運営してみたい」という市民からの声を受け、学校・NPO・町内会・地域団体・PTA・企業などさまざまな集まりで「札幌の未来」を語る「さっぽろ未来カフェ」プロジェクトが市内各地で開催。

 これまでに「さっぽろみらいカフェ」「さっぽろ『まちづくり』ワールドカフェ」「さっぽろ育メンワールドカフェ」「さっぽろ観光ワールドカフェ」などが行われた。

 今回のテーマは「食」と「食育」。「札幌(北海道)の豊かな『食』をどのように考えているか」「今後残したい『食』」「伝えていきたい『食育』」などを題材に、参加者が意見を出しやすい内容を取り上げる予定だという。

 「今年10月に行われた『さっぽろみらいカフェ』に参加した際に、自分が専門としている『食育』もテーマにできると考えた。今回は女性限定のイベントなので、私自身、昔から利用していて女性が喜びそうな店内イメージがある果実倶楽部に会場をお願いした」と同協会の善浪寛恵(よしなみひろえ)さん。同店の田澤店長は「当店の客層は女性が中心。八百屋が母体のレストランなので、野菜や果物など『食』に通じるイメージが今回のイベントの趣旨とぴったりだった」と話す。

 現在の応募者は30代前後の女性が中心。イベント後には、野菜と果物をテーマにした同店のビュッフェによるランチ会も予定する。

 「札幌(北海道)は食が豊かだということを女性にもっと関心を持ってもらいたい」と善浪さん。「個人的には、家族の食を支えるのはやはり女性だと考えているので、参加者の方には『食で健康になれる』ことを意識してもらい、良い情報交換の場にしていただければ」とも。

 開催時間は10時30分~12時30分(開場は10時)。参加費は500円(ジュース1杯付き)。定員は女性80人。ランチ会は12時30分~14時。参加費は1,000円(予約制)。詳細はホームページで確認できる。

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