「SAPICA」-札幌市交通局、非接触型ICカードサービス開始へ

非接触型ICカード乗車券「SAPICA」

非接触型ICカード乗車券「SAPICA」

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 札幌市交通局(札幌市厚別区大谷地東2)は1月30日、市営地下鉄の非接触型ICカード乗車券「SAPICA」のサービスを開始する。

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 同券は、改札機のカード読み取り部分にタッチするだけで改札機を通過でき、チャージ(入金)することで繰り返し使うことができるICカード。チャージは、券売機や精算機で最高20,000円まで入金することができるほか、改札機を通るときに自動的にクレジットカードからの支払いでチャージできる「オートチャージサービス」(事前の申込みとクレジットカードが必要)がある。

 「無記名SAPICA」(利用可能額1,500円+デポジット500円)、「記名SAPICA」(利用可能額1,500円+デポジット500円)、「SAPICA 定期券」(定期料金+デポジット500円)の3 種類がある。

 改札機や券売機で同カードを使うと、利用金額の10%の「SAPICAポイント」が自動的にたまるサービスがあるのも特徴。降車駅の改札機を通過する際に、乗車料金以上の同ポイントがある場合、同ポイントが自動的に支払いに利用される(1ポイント=1円)。同ポイントは、改札機のみで利用可能。

 現在、市営地下鉄の利用者は一日平均57万人。同局は、2013年末までに30万枚の「SAPICA」配布を目指す。同局広報担当者は「SAPICAはタッチするだけで改札機を通過できたり、繰り返し使うことでエコ活動になったりするなどのメリットがある。ウィズユーカードにも、バスで使えるなどのメリットがあるので使い比べていただいて、お好きな方を使っていただきたい」と話す。「将来的には、SAPICAもウィズユーカードと同じようにバスで使えることを目指す」とも。

 各駅の券売機や定期券発売所などで販売する。

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