「サウナコタンサッポロ」(札幌市豊平区西岡)が4月27日、サウナ室などのリニューアルを終え、グランドオープンした。運営は「北海道ホテル&リゾート」(富良野市)。
昨年10月23日にオープンした同施設ではこれまで、リニューアル工事を進めながら営業を続けてきた。グランドオープン以降はサウナ室を大幅にリニューアルし、ロビーやレストラン、休憩スペースなどを開放した。
サウナ室には白樺の若木を束ねた「ヴィヒタ」を配置し、男性サウナ室は北欧のサウナ小屋を思わせる設計で、レンガ作りの壁面が本場・北欧の雰囲気を演出する。ベンチは4段目を追加し、最上段170センチと下段40センチの高低差による温度差が体験できる。
女性サウナ室はフィンランドの森をイメージした設計で、暗めの天井に星をイメージしたライトを配置。「森の中のたき火」をイメージしたサウナストーブをベンチで取り囲み、森の中でサウナを体験しているような気分を演出する。
このほか、ジェット風呂、バイブラ風呂、電気風呂、水風呂など計4種の内湯、岩露天風呂を備える。
サウナコタンサッポロ担当役員の齋藤実さんは「サウナ好きの人はもちろん、サウナに興味を持ち始めた人も楽しめる施設にしていきたい。これからもイベントなどを企画し、もっと楽しくワクワクする施設にしたい」と意気込む。
「今後は常に新しい体験を提供することを目標に、3カ月を目安に新たな取り組みを行い、魅力を追求していく」とも。取り組み第一弾として、オートロウリュ導入や木彫りのレリーフ設置など、さまざまなアップグレードを予定している。
営業時間は11時~23時(最終受付22時30分)。入館料は、大人(中学生以上)=800円、小人(6~12歳)=200円、幼児(0~5歳)無料。