日ハム坪井選手、小学校訪問し児童と交流-社会貢献活動の一環で

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 日本ハムファイターズの坪井智哉選手は11月26日、社会貢献活動の一環として北広島市立広葉小学校(北海道北広島市)を訪れ、同校児童との交流を行った。

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 活動は、以前から「何か社会に貢献できるような活動がしたい」と考えていた坪井選手に、知人のグーゲン(札幌市白石区本郷通1)渋木秀幸社長が賛同し、実現したもの。知的障害者や小学生で競われるティーボール大会に、同校の児童が参加することもあり、プロ野球選手である坪井選手が「ティーボールの普及」と「参加児童の意欲高揚に貢献できるのでは」と考え、今回の交流会に至った。

 交流会では、「どんぐり学級(特別支援学級)への訪問・交流」「体育館での全校児童との交流」が行われた。どんぐり学級では、紙で作ったボールで児童と一緒に的当てをしたり、記念写真撮影なども行われた。

 体育館では、坪井選手によるティーボールの実演や「夢に向けて今できること」をテーマにしたトークも。「人間一番難しいことは、何事もあきらめずに続けること。人が見てないところでコツコツと繰り返す。そういう積み重ねが自分の目標に向かっていける唯一の方法だと思う」と話した。児童からの質問コーナーも設けられ、「子どものときの夢は?」「プロ野球選手になって良かったことは?」などの質問に対しても、真剣に向き合っていた。

 「『目標に向かっていく』ということは、『ただ楽しくやる』や『苦しい』では駄目。35年間培ってきたものを野球とダブらせながら、『努力』の大切さを子どもたちに伝えたいと思った」と坪井選手。「伝わったかはわからないけど、子どもたちと触れ合えたことが何より一番良かった」(同)と1日を振り返った。

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