札幌のパティシエが「豆スイーツ」で最優秀賞に-期間限定でメニュー化

3種類の豆を使ってモンブラン風に仕立てた「Ezo Mame~蝦夷地(北海道)の豆~」

3種類の豆を使ってモンブラン風に仕立てた「Ezo Mame~蝦夷地(北海道)の豆~」

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 札幌パークホテル(札幌市中央区南10西3)に勤務するパティシエ・西脇一幸さんが、10月4日に東京製菓学校(東京都新宿区)で行われた「豆を用いた和洋菓子コンテスト」洋菓子部門で最優秀賞を受賞し、10月20日より同ホテル1階テラスレストラン「ピアレ」ケーキコーナーで受賞作品となったメニューを期間限定で提供している。

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 3回目となる同コンテストは、豆類を使用した和菓子、洋菓子の2部門で競うもの。洋菓子部門は、応募者67人の中から書類審査通過者が実技審査に挑んだ。昨年、札幌グランドホテルの女性パティシエが最優秀賞を受賞したのをきっかけに、「自分の引き出しを広げるためにも豆を使ってみたかった」(西脇さん)と、今回初めて豆を使った洋菓子に挑戦。「本番では(スフレを)焦がしてしまうトラブルもあったので、まさか最優秀賞を獲れるとは思わなかった」という。

 作品名は「Ezo-Mame~蝦夷地(北海道)の豆~」。3種類の豆を使用したモンブラン仕立て。西脇さんが開発し、同ホテルで提供している人気メニューのモンブランを基にアレンジしたもの。表面のクリームには白いんげん豆、土台のスフレには小豆、中心には金時豆のコンフィを紅茶のジュレと組み合わせた。「和菓子のイメージが強い『豆』をできるだけそのイメージから遠ざけて、洋菓子らしさを出したかった」(西脇さん)という。

 西脇さんは「モンブランと食べ比べて楽しんでもらいたい」と話す。

 料金は400円。営業時間は10時~21時。12月31日まで。

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