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札幌・琴似で伐採木を使ったアートフェスタ-ワークショップ参加者募集

会場設営に使う資材の下見をするアーティストら

会場設営に使う資材の下見をするアーティストら

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 札幌市西区役所に隣接する琴似屯田の森(札幌市西区琴似2条7)で9月13日から、「にしく・もくもくアートフェスタ」が開催される。

伐採木を使ってアートする「にしく・もくもくアートフェスタ」

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 公園緑地や街路樹から発生する伐採木や剪定(せんてい)枝などを活用して、参加アーティストやワークショップで作った作品を琴似屯田の森に展示する。

 参加アーティストは、造形作家のマスダマキコさん、彫刻家・画家のダム・ダン・ライさん、アーティストの河田雅文さん、アートユニットあかみどり(今村育子さん・高橋喜代史さん)。展示会場の構成は建築家の赤坂信一郎さんが担当する。

 各アーティストが講師となり、約2時間で伐採木を材料に鳥やオブジェの作り方を指導するワークショップ(要予約)を開催する他、3日間かけて伐採木で大きなみこしを作ったり、アートな石釜を作ったりするワークショップ(参加自由)も予定する。

 西区は環境への取り組みに力を入れ2011年から、伐採木や落ち葉、刈草を活用して腐葉土を作り市民に還元する「緑の貯金箱活動」を進めている。今年は札幌市が開催している「札幌国際芸術祭2014」の推進プログラム事業として、さらに環境活動の幅を広げてアートを取り入れたイベントを企画したという。

 担当の土木部維持管理課の梅津さんは「みこしや石釜は完成してみないとどんなデザインになるのか分からない楽しさがある。14日と15日の鳥やオブジェを作るワークショップはまだ申し込みできるので、気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 入場・参加無料。ワークショップの実施は同13日~15日、にしく・アートの森作品展は21日まで。詳しくはホームページで確認できる。

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