

航空機の客席シートカバー生地を活用した「ANA×ECOALF PAXシリーズ」
三陽商会が展開するヨーロッパ発のサステナブルファッションブランド「ECOALF」(エコアルフ)は、全日本空輸株式会社(以下、ANA)と協業し、航空機の客席シートカバー向けに製造された未使用生地を活用したコレクション「ANA×ECOALF PAXシリーズ」(※)を発売いたします。2026年11月5日正午より、全国の「ECOALF」7店舗および「ECOALF」ブランド公式サイト&ストアのほか、ANA公式通販サイトや空港売店「ANA FESTA 羽田到着ロビーギフトショップ」などでも販売されます。
「ECOALF」は、“Because there is no planet B(R)(第2の地球はないのだから)”をスローガンに、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造・販売しています。また他業種の企業や行政との連携を通じて、新たな資源活用や循環の創出に取り組んでいます。本コレクションは、ANA整備部門が始動させた新たなアップサイクルプロジェクト「2ND RUNWAY(セカンドランウェイ)」の第1弾として実現したものです。
本コレクションでは、航空機の座席仕様変更に伴い使用されることなく保管されていた客席シートカバー生地を活用し、フライトジャケット1型とバッグ4種類を開発しました。使用した生地量は、ANAが運航するボーイング777型機の座席約200席分に相当します。航空機用素材ならではの高い耐久性を生かしながら、日常使いしやすいファッションアイテムとして提案します。
※PAXはPassengerの略で、お客様が座る客席を意味しています
サーキュラーエコノミーへの取り組み
三陽商会は、自社が取り組むべき重要課題である4つのマテリアリティのひとつ「サーキュラーエコノミーへの取り組み」において、有限な資源を効率的に活用し、持続可能なかたちで循環利用する「資源循環型社会」の実現への貢献を目指しています。そしてこのマテリアリティへの取り組みの一環として、2020年よりECOALF事業を推進しています。
「ECOALF」の取り組み
「ECOALF」は、2009年にスペインで立ち上げられたサステナブルファッションブランドです。“Because there is no planet B(R)(第2の地球はないのだから)”をブランドメッセージに掲げ、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造・販売しています。
日本では2020年の展開以来、他業種の企業や行政などとの連携を通じて、新たな資源活用や循環の創出を模索。ファッションの枠を超え、持続可能なライフスタイルの提案を行うことを目指しています。

「ANA×ECOALF PAXシリーズ」
ANAとの協業に至った背景
今回のコラボレーションは、ANA整備部門が推進するアップサイクルプロジェクト「2ND RUNWAY」の第1弾として実現しました。ANAではこれまでも航空機整備の現場から生まれる廃材等を活用した商品を展開してきましたが、航空ファン向けの商品になりやすいという課題がありました。より多くの方にプロジェクトや素材の魅力を伝えるため、デザイン性やファッション性を備えた商品開発を模索する中で、サステナビリティとファッションの両立を追求する「ECOALF」との協業に至りました。

ANA整備部門が始動させた新たなアップサイクルプロジェクト「2ND RUNWAY」は、航空機整備の現場で生まれる廃材や未使用素材に新たな価値を与え、ファッションやライフスタイル商品として再活用する取り組みです。
「滑走路から、街へ、暮らしへ」をコンセプトに、航空機を支えてきた素材の背景を受け継ぎながら、新たなデザインや機能を付加し、暮らしの中で再び活躍する商品を生み出し展開するプロジェクトです。
プロジェクト第1弾は、構想から約1年半を経て本コレクションが誕生しました。

「滑走路から、街へ、暮らしへ」がコンセプト ANA整備部門の新アップサイクルプロジェクト 「2ND RUNWAY」
●プロジェクト概要
・プロジェクト名:2ND RUNWAY(セカンドランウェイ)
・主導:全日本空輸株式会社 整備センター 業務推進部 事業開発チーム
・第1弾パートナー:ECOALF(三陽商会)
・開発カテゴリー:ファッションアイテム
「2ND RUNWAY」第1弾「ANA×ECOALF PAXシリーズ」で使用した生地は、ANAが運航するボーイング777型機などの航空機の客席シートカバー向けに製造された未使用生地です。
ウールとアラミド繊維の混紡素材で、航空機に求められる高い難燃性と耐摩耗性を備えるほか、長時間にわたり快適に過ごせる座り心地や触り心地にも配慮して開発された生地です。ウールの柔らかな風合いと、アラミド繊維による高い耐久性をあわせ持つことも特徴です。
汚れや損耗に備えた交換用として保管されていたシート生地のうち、機内座席の仕様変更に伴い使用機会がなくなった生地をアップサイクルしました。

ANAが運航するボーイング777型機の客席シートカバー用の生地であることが記された「ANA×ECOALF PAX フライトジャケット」
●今回のコラボレーションに使用した生地量
・2m幅の生地 約400m
・ANAが運航するボーイング777型機の座席 約200席分相当

ANAが運航するボーイング777型機
さまざまな航空機部材の中から客席シートカバー生地に着目
「ECOALF」は、羽田空港内にあるANAの整備施設で保管されていたエンジンパーツや窓枠、シートカバー、カーテンなど、さまざまな部材の中から、高い耐久性を持つ客席シートカバー生地に着目しました。通常のファッション用途ではなかなか使われない高機能素材であることから、素材特性を生かせるアイテムとして、日常的に使用するバッグ類と、航空機との親和性が高いフライトジャケットを企画。日常の中で活用できるファッションアイテムとして提案します。
耐久性が求められる部分に客席シートカバー生地を採用
「ANA×ECOALF PAXシリーズ」は、フライトジャケット1型と4種類のバッグを展開します。バッグはバックパック、大容量のトートバッグ、ショルダーバッグ、パスポートホルダーとしても使用できるマルチショルダーをラインアップしました。

耐久性が求められる部分に航空機客席シートカバー生地を採用
デザインはグレーとブルーを基調とし、航空機客席シートカバー生地をフライトジャケットの袖下や背ヨーク裏、バックパックの背面やマチ、バッグの底面など、耐久性が求められる部分に使用しています。ブルーのシートカバー生地がデザインアクセントとなり、デザイン性と実用性を両立させています。

※価格はすべて税込価格
※バッグのサイズは縦・横・奥行

フライトジャケット (3万6300円) サイズ:S、M、L、XL※ユニセックスANA生地 使用部分:袖下/背ヨーク裏


バックパック (1万9800円) サイズ(cm):43×28×15 ANA生地 使用部分:背面/マチパーツ


トートバッグ (1万6500円) サイズ(cm):39.5×41×16 ANA生地 使用部分:底材/マチパーツ/内ポケット

ショルダーバッグ (1万3200円) サイズ(cm):14.5×20×8 ANA生地 使用部分:底材/内ポケット

マルチショルダー (9900円) サイズ(cm):19×12 ANA生地 使用部分:背面/上部のフラップパーツ(かぶせ部分)

左:ANA 碇浩司さん 右:ECOALF 下川雅敏
●三陽商会 事業統轄本部 事業本部 コーポレートブランドビジネス部 エコアルフ課 課長 / 下川 雅敏
ANAは、私が大学時代に初めて留学した際に利用した航空会社であり、それ以来20年以上にわたり縁のある存在でした。そのANAとアップサイクルを軸に協業できたことを大変嬉しく思います。今回の「2ND RUNWAY」では、単なる素材の再利用にとどまらず、デザイン性と実用性を追求し、「欲しい」「かっこいい」「使いたい」と思っていただける商品づくりにこだわりました。ANAが持つ航空機由来の優れた素材に、「ECOALF」のデザインやライフスタイル提案を掛け合わせることで、異業種の協業ならではの新たな価値を生み出せたと考えています。
●全日本空輸 整備センター 業務推進部 事業開発チーム マネジャ / 碇 浩司さん
ANAでは、航空機の廃材や未使用の部品等を活用したアップサイクル商品を展開してきましたが、航空ファン向けの商品になりやすいという課題がありました。今回「ECOALF」との協業により、ANA機の客席シートカバー生地の機能性やストーリーを生かしながら、デザイン性と実用性を兼ね備えた商品へと昇華していただきました。試作品を初めて見た際には、これまでのアップサイクル商品とは異なる世界観に驚くとともに、素材の見せ方によって新たな魅力が生まれることを実感しました。今後も新たなアップサイクル商品の展開につなげていきたいと考えています。
▼映像:「ECOALF」、ANAの新アップサイクルプロジェクト「2ND RUNWAY」第1弾で協業
(商品イメージ動画)
https://www.youtube.com/watch?v=jhmY6YDBhQA
地球環境を守るために服をつくる「ECOALF」
「ECOALF」は、創業者ハビエル・ゴジェネーチェが自身の子どもが生まれたことを機に次の世代に残すべき世界について考え2009年にスペインで立ち上げられたサステナブルファッションブランドです。“Because there is no planet B(R)”(第2の地球はないのだから)をスローガンに、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造し販売しています。
ファッション産業が世界で2番目に環境を汚染している産業と言われる中で、ペットボトル、タイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルしてこれまで400種類以上もの生地を開発し新たな製品をつくり出しています。
海洋ゴミを回収し新たな製品に活用するプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS」
また、海洋ゴミを回収し新たな製品に活用するプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS」を推進するなど、”地球環境を守るために服をつくる“という新しい発想のエコサイクル型ファッションブランドで、特に海洋環境の保全に繋がる活動に重きを置いてブランド運営をしています。
ブランド基本情報
コンセプト: スペイン生まれのサステナブルファッションブランド。
ブランド自らが海のゴミを収集してウエアをつくるなど「地球環境を守るために服をつくる」新しい発想のブランド。
ブランド開始年度
スペイン 2009年ブランド設立(スペイン ECOALF社)
日本 2020年3月より展開 (三陽商会)
●「ECOALF」ブランド公式サイト&ストア
https://store.sanyo-shokai.co.jp/pages/ecoalf
●SNS公式アカウント
Instagram
https://www.instagram.com/ecoalf_japan
X
https://twitter.com/ecoalf_japan
Facebook
https://www.facebook.com/ecoalfjapan/

「ECOALF」イメージビジュアル
全日本空輸株式会社は1952年に本邦初の純民間航空会社として創業しました。当初は2機のヘリコプターによる旅客・貨物輸送から事業を始め、現在は持株会社「ANAホールディングス」の中核企業として航空運送事業を担っています。2026年3月時点で、国内線は113路線、国際線は2024年度に新設したミラノ、ストックホルム、イスタンブールなどの路線を含め、40都市・55路線を運航しています。
●公式サイト https://www.ana.co.jp
●SNS公式アカウント
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以上