プレスリリース

薬剤師の6割が「眼瞼清拭」を知らず、説明後は7割が患者への情報提供に前向き

リリース発行企業:株式会社メディプロデュース

情報提供:

株式会社メディプロデュース(本社:東京都渋谷区恵比寿、代表取締役社長:奥村玲、以下「当社」)は、薬剤師における眼瞼衛生の認知状況や、患者への情報提供に対する意向を把握するため、2026年10月11日(日)から12日(月・祝)に新潟市で開催された第59回日本薬剤師会学術大会の当社展示ブースで、「目もとの衛生」に関するアンケート調査を実施しました。(本調査には160人が回答し、本リリースでは、このうち薬剤師134人の回答を分析しました。)

まぶたやまつ毛の生え際を洗うケア「眼瞼清拭(がんけんせいしき)」という言葉を知らなかった人は61.2%、目もとを洗うケアがあること自体を知らなかった人も41.8%。




眼瞼衛生の考え方についての説明を読んだ後には、70.1%が患者への情報提供に前向きな意向を示しました。眼瞼衛生に関する知識が十分に浸透していない可能性がある一方、薬局を通じた情報提供の余地がうかがえます。

眼科領域では、マイボーム腺機能不全(MGD)に対するケアの一つとして、眼瞼清拭が診療ガイドラインで弱く推奨されています。当社は、眼瞼衛生の正しい理解を広げるとともに、目もと専用洗浄料「アイシャンプー」を適切に知っていただくための情報提供に取り組みます。

調査結果のポイント

・まぶたを洗うケア「眼瞼清拭」の用語を知らなかった薬剤師は61.2%。ケア自体を知らなかった人も41.8%
・説明を読んだ後、70.1%が患者への情報提供に前向き(「対象者がいれば」を含む)
・情報提供に必要なものは「正しい使用方法」(38.8%)と「患者向け説明資料」(38.1%)が上位

1.眼瞼清拭の認知


【図1:眼瞼清拭・リッドハイジーンの事前認知】

「眼瞼清拭」「リッドハイジーン」という用語をブース訪問前から知っていたか尋ねたところ、薬剤師134人のうち82人(61.2%)が「知らなかった」と回答しました。
ほかに、「言葉だけ聞いたことがあった」は16.4%、「ある程度知っていた」は11.9%、「内容まで理解していた」は10.4%でした。
また、「まぶたやまつ毛の生え際を清潔に保つために『目もとを洗う』というケアがあること」については、41.8%が「知らなかった」と回答しました。
本調査の回答者には、専門用語だけでなく、目もとを洗うケアの存在自体を知らない薬剤師も一定数いました。

2.患者への情報提供の意向

眼瞼清拭の目的と方法を読んでもらった後、患者への情報提供の意向を尋ねました。
「積極的に案内してみたい」が17.9%、「対象となる患者さん・お客様がいれば案内してみたい」が52.2%で、合計70.1%が前向きな意向を示しました。
用語を知らなかった82人に限っても、56人(68.3%)が前向きでした。
用語を知っていた52人では38人(73.1%)で、事前の認知の有無にかかわらず、7割前後が情報提供に前向きな意向を示しました。
※いずれも説明後の自己申告による意向であり、実際の案内実績を示すものではありません。

用語を知らなかった回答者の間でも、眼瞼衛生に関する情報を患者へ伝えることへの関心がうかがえました。

【図2:眼瞼衛生に関する患者への情報提供意向】

3.情報提供しやすい対象


【図3:眼瞼衛生の情報を提供しやすい対象】

目もとを清潔に保つための情報を提供しやすいと思う相手を尋ねたところ(複数回答・最大3つ)、「花粉・アレルギーの時期に目もとが気になる方」が53.7%で最も多く、「目の乾燥や不快感が気になる方」(40.3%)、「アイメイクやまつ毛エクステをする方」(38.1%)が続きました。
一方、「眼科受診中・眼科処方箋のある方」は23.9%で、6項目の中で最も少ない結果でした。
薬剤師は眼瞼清拭を、治療の場面に限らず、日常的に目もとの悩みを持つ生活者に伝えやすい情報として捉えていると考えられます。

4.情報提供に必要なもの


【図4:患者への情報提供に必要なもの】

目もとの衛生について患者へ案内するために必要な情報・資料を尋ねたところ(複数回答・最大3つ)、「正しい使用方法」(38.8%)と「患者さん・お客様へ渡せる説明資料」(38.1%)がほぼ並んで上位となりました。続いて「点眼薬・OTC目薬などとの違いや使い分け」(29.1%)、「商品サンプル」(28.4%)でした。
薬剤師が患者へ適切に情報を届けるには、正しいケア方法と、点眼薬などとの違いを説明できる資料の整備が求められていると考えられます。

眼瞼清拭(リッドハイジーン)とは

眼瞼清拭とは、まぶたやまつ毛の生え際を清潔に保つためのケアです。
マイボーム腺機能不全(MGD)は、涙の油層をつくるマイボーム腺の機能に異常が生じる疾患で、眼の不快感やドライアイとの関連が知られています。
日本眼科学会・日本角膜学会・ドライアイ研究会が承認し、2023年に発行された「マイボーム腺機能不全診療ガイドライン」では、MGD患者に対して眼瞼清拭を実施することが「弱く推奨」されています。同ガイドラインでは、使用するクレンジング剤の種類によっては、重篤ではないものの有害事象が生じる可能性があることにも触れています。
同ガイドラインは、特定の洗浄料や製品の有効性を保証するものではありません。本リリースは、目もと専用洗浄料「アイシャンプー」にMGDの診断、治療または予防効果があることを示すものではありません。
参考文献:マイボーム腺機能不全診療ガイドライン作成委員会.マイボーム腺機能不全診療ガイドライン.日本眼科学会雑誌.2023;127(2):109-228.

アイシャンプーによる今後の取り組み

当社は、眼科医との共同開発から生まれた目もと専用洗浄料「アイシャンプー」シリーズを通じて、目もとを清潔に保つ習慣の普及に取り組んでいます。
今後は、今回の調査で要望の多かった「正しい使用方法」と「患者向け説明資料」を整備し、薬局向けに提供していきます。
眼科領域の科学的知見を踏まえ、薬剤師をはじめとする医療従事者に眼瞼清拭の考え方と「アイシャンプー」の適切な使い方を伝え、生活者が目もとの衛生を正しく理解できる環境づくりを目指します。

調査概要

調査名:「目もとの衛生」に関するアンケート
調査期間:2026年10月11日(日)〜12日(月・祝)
調査場所:第59回日本薬剤師会学術大会・当社展示ブース(新潟市)
調査対象:当社展示ブースを訪れた大会参加者
調査方法:Googleフォームを用いた任意回答
有効回答数:160人(うち薬剤師134人、その他医療機器メーカーや登録販売者など26人)
本リリースの分析対象:薬剤師134人
調査実施主体:株式会社メディプロデュース

調査結果を読む際の注意事項

本調査は、当社展示ブース来訪者を対象とした任意回答による調査であり、無作為抽出ではありません。回答者には旧製品の現品を提供しており、回答者の関心や回答内容に偏りが生じている可能性があります。
また、患者への情報提供意向は設問内の説明を読んだ後の自己申告であり、実際の案内行動や啓発による意向の変化を検証したものではありません。
したがって、本結果を全国の薬剤師全体の認知率・意向として一般化することはできません。
なお、本調査は大会主催者によるものではなく、当社が独自に実施したものです。

株式会社メディプロデュースについて

株式会社メディプロデュースは、医学・医療分野における学術集会運営、医療情報の発信、目もと専用洗浄料「アイシャンプー」シリーズの展開などを行っています。
「メディカルヲエンターテイメントニスル!」を社是に、科学的根拠を大切にしながら、医療の知識と価値を社会に届ける取り組みを推進しています。

報道関係者のお問い合わせ先

会社名:株式会社メディプロデュース アイシャンプー事業部
公式サイト:https://www.eyeshampoo.com/
メール:pr@eyeshampoo.com
TEL:03-6456-4019

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…