事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120、以下「LIFULL」)は、北海道音更町(以下「音更町」)と「地域活性化に関する包括連携協定」を2026年10月15日に締結しました。
本協定は、両者が連携しながら音更町の空き家の利活用促進、移住・定住促進、地域課題解決人材育成や子育て世帯の仕事支援などに取り組みます。

現在、全国の地方自治体において人口減少は深刻な社会課題となっており、北海道十勝エリアに位置する音更町においても、将来的な地域の持続可能性を高めるための対策が急務となっています。特に、都市部から地方への移住ニーズが高まる中で、移住者が安心して生活し、かつ仕事ができる環境の整備が求められています。
こうした社会背景を踏まえ、音更町とLIFULLは、単なる空き家の解消に留まらない「地域の活力を生み出す仕組みづくり」が必要であるとの認識で一致いたしました。本協定を通じて、LIFULLが培ってきた知見を活かし移住・定住促進、地域課題解決人材の育成、子育て世帯の仕事支援、災害時の住環境整備等、多角的な取り組みを展開することで音更町の持続可能な発展に寄与してまいります。
また、今回の協定と合わせ、LIFULLは企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の仕組みを活用し、音更町へ対し、災害発生時の避難所における要配慮者(妊婦・要介護者等)のプライバシー確保に役立つ「インスタントルーム」(10棟)を寄贈いたしました。
名称:地域活性化に関する包括連携協定
締結日:2026年10月15日
目的:移住・定住の促進や関係人口の創出、地域課題解決人材の育成を通じて豊かな地域の未来を創造することを推進
主な取組内容:
- 移住・定住促進に向けた情報発信
- 地域課題解決人材の採用や育成の支援
- 空き家等の利活用の促進
- 二地域居住・ふるさと住民登録推進に関する連携
- 子育て世帯の仕事支援及びデジタル人材育成の推進
- 災害時の住環境整備と平時の防災意識向上による地域防災力向上
グループ会社LIFULL ArchiTechが展開する、段ボールの多層構造を活かした組み立て式の個室空間です。工具を一切使わず大人2名で約15分で設営が可能で、優れた断熱性・遮音性によりプライバシーが確保された居住空間を迅速に構築できます(組立時サイズ:約幅2m×奥行2m×高さ2.7m)。ユニットを連結して広さを自由に変更できるほか、役目を終えた後はリサイクルが可能です。インスタントルームは避難所生活の質の向上を目的に開発された製品で、令和6年能登半島地震の被災地において実際に活用され有用性が示された製品を、さらに改良し発売したものです。過酷な避難生活の中でもプライバシーを確保して安心して過ごせるスペースとして、また、授乳室や着替え室、子どものおむつ替えスペースとしても活躍することが期待されます。
製造元:株式会社LIFULL ArchiTech(LIFULLグループ)
https://instantproducts.lifull.net/
▼インスタントルームのメリット
・避難所生活の質の向上:
優れた断熱性・遮音性によりプライバシーが確保された個室空間を迅速に構築でき、災害関連死の一因ともされる肉体的・精神的負担の軽減に貢献します。
・設置の容易性と機動性:
工具を一切使わず大人2名で約15分で設営が可能なため、必要な時に必要な場所へ迅速に「個室」を用意できます。部屋同士を繋ぐことで、家族向けの広い空間にも対応可能です。避難所のレイアウトや家族構成に合わせて部屋の形を柔軟に構成できます。
・備蓄のしやすさ:
素材が段ボールで軽量(1ユニット約17kg)かつ、保管時は約120cm×65cm×29cmの平積み可能なコンパクトサイズに収まるため、新たな防災倉庫の建設等を伴わず、限られたスペースでも計画的な備蓄が可能です。

今回の協定締結を契機に、株式会社LIFULL 様がこれまで培ってこられた知見や、築いてこられた地域人材の幅広いネットワークなどを最大限に活用させていただきながら、移住・定住、地域課題解決人材の確保・育成、空き家等の利活用、子育てと仕事の両立支援、デジタル人材の育成など、さまざまな分野での連携を目指してまいります。
また、今回ご寄附いただいた防災用インスタントルームを活用し、災害時の住環境整備や平時からの防災意識の向上を図ることで、地域防災力のさらなる向上にもつなげていきたいと考えています。
今後も株式会社LIFULL 様との連携を深め、さまざまな地域課題の解決や町民サービスの向上、地域の活性化を図ることで、第6期総合計画に掲げる「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」の実現を目指してまいります。

人口減少や空き家対策をはじめとする課題は、日本全国が直面する共通のテーマであり、音更町においても総合計画のもと、住まい、仕事、子育て、防災など、多角的な施策を展開されています。今回の包括連携協定を通じて、移住・定住の促進や関係人口の創出、子育て世帯の就労支援、災害時の住環境整備など、様々な領域において、町の重点施策をLIFULLの知見で力強く後押しし、音更町の持続可能な発展を共に推進してまいります。
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」などの事業展開を行っています。