温浴施設「sauna cotan sapporo(サウナコタンサッポロ)」(札幌市豊平区西岡4条3)が10月23日、豊平・西岡にオープンした。運営は「北海道ホテル&リゾート」(富良野市)。
8月末に閉館した「たまゆらの灯(あかり)」を一部改装してオープンした同施設。2024年春のグランドオープンに向けて順次リニューアルを行い、当面は浴場とレストランのみ営業する。
同社ブランドデザイン室の田中慎二さんによると、店舗名にはフィンランド語のコタ「小屋」とアイヌ語のコタン「集落」の意味が込められ、さまざまな人が集まり文化が混ざり合い、地域を温めるコミュニティになるようにと名付けたという。
11月は地域住民の利用者の声をリニューアルに反映させるため、ワークショップやイベントを複数回に渡って開く。12月は3階のリラックススペースを小規模に改装。来年2月から約2カ月の休館に入り、浴場やサウナなどの改修工事を行う。
田中さんは「半年間かけての施設の変化を楽しみにしてもらえたら」と話す。
営業時間は11時~23時(最終入館22時30分)。入館料は、大人(中学生以上)=800円、小人(6~12歳)=200円、幼児(5歳以下)=無料。