札幌グランドホテル（札幌市中央区北1西4）は現在、同ホテルと北海道国際航空（以下、エア･ドゥ）とのタイアップ企画「美味しい新潟レストランフェア」を開催している。4月1日の新潟－札幌間のエア・ドゥ便就航を記念し、「新潟グルメ」をテーマに新潟の食文化の一端を紹介するもの。

　同ホテル内の北海道ダイニング「ビッグジョッキ」は、木製のせいろ「わっぱ」の中に、山菜ベースの炊き込みご飯とサケやイクラを乗せて蒸した新潟県の代表的な郷土料理「わっぱ飯」と、野菜たっぷりで里芋のとろみがある汁椀「のっぺい汁」のランチセット（1,200円）を提供する。同店調理長の櫻井秀彰さんは「食材は道産のものも多い。新鮮なものを使いたいのでタコや今が旬のサクラマスを使っている。そうした季節感も楽しんでもらえれば」と話す。

　そのほか、ラウンジ・バー「オールドサルーン1934」では春に花を咲かせる新潟県加茂市の花「雪椿」をイメージし、新潟銘酒「上善水如」が入った「就航記念オリジナルカクテル『雪椿』」（1,200円）を、「ノード43°ザ・ベーカリー＆ペイストリー」では新潟産米粉を使用したロールパン「茶豆とよもぎのロールパン」（130円）を、ガーデンダイニング「環樂（わらく）」では「新潟銘酒＆北海道産酒菜セット」などを、それぞれ提供する。

　フェア対象メニューの利用客の中から抽選で「エア・ドゥ札幌－新潟線往復航空券」や同ホテルの食事チケットが当たるプレゼント企画も実施している。「キャンペーンを通じて、この度の就航便について広くPRしていければ」と同ホテル広報担当の蝦名さん。

　フェアは4月30日まで。