展覧会「連載完結記念 ゴールデンカムイ展」が4月28日、丸井今井札幌本店(札幌市中央区南1西2)大通館9階催事場で始まった。
『ゴールデンカムイ』は漫画家・野田サトルさんによる明治末期の北海道・樺太を舞台にした「週刊ヤングジャンプ」の人気漫画。昨年4月に連載が完結したことを記念して行う同展は、すでに東京・京都・福岡の3会場で開催され、28万人以上を動員した。
120点を超えるイラストのほか、作中に登場した民具などの関連資料を展示する同展覧会。金塊争奪戦を発端とした元兵士の杉元佐一やアイヌの少女アシリパらがたどった旅路を展示で追体験してもらう。
会場では、金塊争奪戦に参戦した主要キャラクターをグラフィックや名シーンで紹介するゾーンをはじめ、網走監獄内をイメージした空間で24人の刺青囚人を紹介するゾーンや、野田さんの描き下ろしイラストを展示するゾーンなど、6つのゾーンに分けて作品の魅力を紹介する。
来場者を対象に、チケット・招待券の枚数分に限り、描き下ろしイラストのミニ色紙を曜日替わりで配付する企画も用意する。
開催時間は10時30分~19時30分(入場は18時30分まで)。料金は、一般・大学生=1,800円、中学生・高校生=1,400円、小学生=900円で、5月7日までは予約優先制。5月21日まで。
※アシ(リ)パのリは小書きが正式表記